「仕事ができる人の心得」小山 昇
2007/08/07公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★★(90点)
要約と感想レビュー
●仕事のコツを、1277の用語を説明するかたちで
解説してくれる一冊です。
あるときは愛をもって、
あるときは毒舌をもって、説明してくれます。
・【甘い】自分の弱さの証明です。教育・指導する上で決めたことを守らない時に、イヤな思いをさせないで見逃すことです。(p9)
●あまりに項目が多すぎて疲れてしまうのですが、
それでも読んでしまうのは
内容が的確だからです。
それも一つの項目が、
それぞれ深い意味を持っているので、
ますます疲れます。
・【上司の悪口】絶対に言わない。お客様から、信用を頂けなくなる。そして自分も信用されなくなる。上司の悪口を言い続けて出世した人はいない。(p107)
●かなり疲れますので、
これ一冊で一週間持つでしょう。
現役ビジネスマンには、
ぜひ読んでいただきたい一冊です。
★5つとしました。
この本で私が共感した名言
・【言い訳】適当にごまかすことです。できない理由を述べることです。自己防衛のことです。自分ができないとか無能であるということを、アピールしていることに気づいていない人のやることです。進歩の敵です。(p11)
・【上司(1)】1 一人でも部下を持ったら、その瞬間にその人は人事担当者・教育担当者になります。なぜならその瞬間に、その部下のかけがえのない将来、人生の多くの部分にあなたが多大な影響を及ぼすことになるからです。(p106)
・【指示命令】必ず復唱する。メモをとる。期限を定める。あいまいな期限を設けてはいけない。必ず数字をつける。時間に敏感になり意識が変わってくる。(p89)
・【天才】努力を持続できる人です。(p154)
▼引用は、この本からです。
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甘えを捨てるために
究極のノウハウ本
【私の評価】★★★★★(90点)
著者経歴
小山 昇(こやま のぼる)・・・1948年山梨県生まれ。東京経済大学を卒業し、日本サービスマーチャンダイザー株式会社(現在の株式会社武蔵野)に入社。一時期、独立して株式会社ベリーを経営していたが、1987年に株式会社武蔵野に復帰。1989年より社長に就任して現在に至る。2001年から同社の経営の仕組みを紹介する「経営サポート事業」を展開。全国各地で年間240回の講演・セミナーを開催している。1999年度「電子メッセージング協議会会長賞」、2001年度「経済産業大臣賞」、2004年度、経済産業省が推進する「IT経営百選最優秀賞」を受賞。2000年、2010年には「日本経営品質賞」を受賞
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