「デフレに強い知的金銭生活」邱永漢
2002/12/27公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(68点)
要約と感想レビュー
もし若い時に少しずつ貯蓄をする習慣を身に付ける必要があるとすれば、ある年齢をこえたら、今度は逆にお金を使って財産を減らす修行も必要になるはずである。
■若い時は財産をつくることが大きな目標ですが、
その目標が達成された人には、
さらに大きな目標:財産を使い切るという
使命が待っているのです。
特に日本人は、節約は得意ですが、
使うほうは、からきしへたくそです。
子供の成長を願うなら、財産を残さず、
うまく使い切ることです。
衣食住が足りてきたら、
次はお金を使うことを学ぶ
必要があるのです。
●日本の相続税はそうとうに高いのです。
税務署は「資産は一代限りのもの」
という考えで課税している。
それなら葬式代くらいを子供に残して、
生きている間に自分のため、
社会のためにお金を使ってはどうでしょうか。
お父さん。遺産を残されても
相続税を払わなくてはならないし、
苦労しないでお金が手に入っては
子供のためになりませんよ。
【私の評価】★★☆☆☆(68点)
著者経歴
邱 永漢(きゅう えいかん)・・・実業家。1924年生まれ。東京大学経済学部卒業。台湾より香港へ亡命し、直木賞受賞作家となる。その後、株の神様、お金の神様といわれながら、事業活動を行い、現在も年間120回飛行機に乗って、東京、台北、上海を飛び回る。著作は約400冊にのぼる。
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