「トヨタ式「スピード問題解決」」若松 義人

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トヨタ式「スピード問題解決」 (PHPビジネス新書)

【私の評価】★★★★☆(85点)


■トヨタの考え方は、
 普通の会社の考え方と違います。


 普通の会社では
 問題がなければ
 問題はない。


 トヨタでは
 問題がなければ、
 人を抜いて問題を作るのです。


・仕事の監督者は、人を抜いて
 適度にラインが止まる状態にして
 おかなければならない・・
 いろいろな問題が顕在化してくる。
 一種の視える化だ(p21)


■そういえば、本田宗一郎が、
 工場のユニホームを青から
 真っ白にしました。


 その理由は、汚れると
 すぐにわかるからだという。


 問題を目立たなくするのではなく、
 目立つようにして
 それをなくするということが
 大事なのですね。


・「トヨタ式をやるとラインが混乱する」
 などと文句を言う人・・
 たくさんの人やモノを抱え込んでいるために、
 問題が表に出ず、
 意識されていないだけなのだ(p29)


■トヨタ式とは、たゆまぬ
 改善なのだと思いました。
 ある意味、狂っている。


 改善を何十年と続け
 会社の体質にしているのが
 すごいと思いました。


 若松さん、
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・問題に気づかないのはダメだが、
 問題に気づいても他人のせいにして、
 「自分には関係ない」と決め込むのは、
 もっと問題だ
(p92)


・会社に来ていやなことやつらいことがあったら、
 どうすればいいかと考えればいいんです。
 何か気づいて、気づきをそのままにしておくと
 不満になりますが、どうしようと対策を
 考えて実行すれば、改善になります(p186)


・確かな計画を立てるには
 『うまくいかなかった時に
 どうするか
まで考えての計画』を
 つくらなくてはならない(p113)


・異論がないということは、
 異論を見逃していると思え。
 異論がなければ異論をつくれ。
 異論をわかったうえでやる(p113)


・「ロボット化すれば解決できます」・・
 実は、これらは悪いことなのだ・・
 問題解決能力も改善能力も身につかないからである・・
 まず「作業改善」をするのがスタートだ(p123)


・「カタログエンジニア」という言い方がある。
 カタログに書いてある通りの使い方をして、
 カタログに書いてある通りのモノをつくる・・
 「仕事に知恵がついていない」(p126)


・半年も経つと、さすがに目に見えるムダや
 問題はなくなり、いったいどこをどう改善して
 いいかが、わからなくなった・・・
 ここで大切なのは、功をあせって、
 「こう直してください」
 「あそこを直してください」
 と指示したくなる気持ちを
 グッと抑えることだ(p103)


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若松 義人
PHP研究所
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【私の評価】★★★★☆(85点)



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■目次

1章 見えない問題をまず「視える化」する―着手の早期化
2章 解決しても「根絶」するまでやめない―着眼の多彩化
3章 スピードと正確さをベストに調和させる―着実性の向上
4章 解決力を競争力に進化させていく―到着点の遠大化
5章 チームの「知性」と「個性」が急伸する―解決力の定着



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