「トヨタ流仕事の哲学」若松 義人

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トヨタ流 仕事の哲学

【私の評価】★★★☆☆(78点)


■トヨタ流というと、
 「ジャストインタイム」
 「カンバン」
 「ポカヨケ」
 「見える化」
 「カイゼン」
 「現地現物」
 などと、生産の考え方が頭に浮かびます。


 それはそのはずで、
 トヨタ生産方式とは方式ではなく、
 「仕事の思想」そのものなのです。


・「規則」を改善せよ(p94)


■トヨタ生産方式の生みの親である
 大野耐一氏のエピソードが
 秀逸です。


 大野氏は変わった人だったようですが、
 仕事の本質と、人を育てるポイントが
 分かっている人だったようです。


 やはり、こうした「仕事の思想」は、
 仕事の中で学んでいくのが一番なのですが、
 トヨタに就職するのでなければ、
 こうした本で学ぶしかないのでしょう。


・「私は失敗したのを見ていない。
  目の前でもう一度失敗を見せてくれ
  それで納得できたら、今のやり方を認めよう」が
 大野耐一氏の言い方だ。(p159)


■トヨタ生産方式は、
 深みがあります。


 本だけでなく、セミナーや講師など
 人から直接学ぶ必要があるのかも
 しれません。


 若松さん、良い本をありがとうございました。


━━━━━━━━━━━


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・元トヨタマンのAさんが赤字に苦しむ病院の再建を
 依頼された。・・・Aさんはまず、アンケートによって
 患者さんの声に耳を傾けた。・・・
 「改善は初めにニーズありき」(p18)


・まずは改善すべきラインを一点に絞る。
 できればお客さまにもっとも近いところで
 改善を進める。(p35)


・「失敗の記録」は、小さなミスでも二度と繰り返さないよう、
 各人が失敗した理由と対策を書類に書き込んで保管する
 システムだ。担当者が変わっても、事例集をチェック
 させれば、同じ過ちを繰り返す恐れはない。(p121)


・企業視察やセミナー参加にも同じことがいえる。
 「良かったですよ」や「参考になりました」では、
 報告とはいえないのだ。・・・
 「仕事のやり方や会社のあり方にはこういう課題があり、
 このように改善していきたい」
 という突っ込んだ課題認識や提案が欠かせない(p81)


・自分にとって役立つ情報は、
 みずから出かけて行かなければ
 得られるものではありません(p148)


・たとえ60点であっても、自分で考え、
 自分で実行に移すことで、
 人は確実に成長できる。(p57)


・後工程を無視した「自分だけ」「自分のところさえ」
 の改善は本当の改善にはなりえない。(p186)


トヨタ流 仕事の哲学
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【私の評価】★★★☆☆(78点)



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