「トヨタが「現場」でずっと繰り返してきた言葉」若松 義人
2014/09/05|

Tweet

【私の評価】★★★★☆(83点)
■いつもながらトヨタ式の考え方を
若松さんに教えてもらいましょう。
トヨタのすごいところは、
大企業でありながら、
考え方が一流ということ。
そこには、中小企業のような
スピード感があるのです。
・アイデアがあったら、まずモノをつくってみる。(p188)
■一般の会社だと、
どうしても甘くなってしまう
標準がしっかりしている。
そして標準を見直す仕組みがある。
さらにそれを何十年も繰り返している。
これでは追い付けませんね。
・トヨタ式の標準作業は、最初から「完璧」を求めない。・・・完璧どころか、最初は少し「甘い」くらいでいい・・知恵を出せるし、改善もできる(p173)
■「巨象も踊る」という本がありましたが、
まさにトヨタはうまく踊っていると、
感じました。
一度、トヨタの会社に入社して、
潜入取材でもしたいものです。
若松さん、
良い本をありがとうございました。
─────────────────────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・現場は見たのか?(p21)
・想いを「見える化」せよ。(p32)
・工場に飯を食わせてもらっていることを忘れるな。(p36)
・大野氏はこういった。「そうだ、わしだって辛抱している。仕事は権力ではない。理解と納得である」(p93)
・原価というものは下げるためにあるわけで、計算するためにあるんじゃない(p139)
・正しい在庫管理には「平均値」ではなく、一品一品の適正在庫をチェックする必要があるのではないか(p147)
・異論がないということは、異論を見逃していると思え。異論がなければ異論をつくれ。異論をわかったうえでやれ(p179)
・会社の在庫が多ければ多いほど、本当に必要なモノはない(p205)
PHP研究所
売り上げランキング: 44,595
【私の評価】★★★★☆(83点)
■目次
第1章 トヨタが「現場」を動かすときに使う言葉
第2章 トヨタが「人財」を育てるときに使う言葉
第3章 トヨタが「チーム」力を上げるときに使う言葉
第4章 トヨタが「改善」するときに使う言葉
第5章 トヨタが「知恵」を絞るときに使う言葉
第6章 トヨタが「なぜ」を問うときに使う言葉
第7章 トヨタが「実行」するときに使う言葉
第8章 トヨタが「WAY」を伝えるときに使う言葉
この記事が参考になったと思った方は、
クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓
読んでいただきありがとうございました!