「まんがでわかる頭をよくするちょっとした「習慣術」」和田秀樹
2016/11/14公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★★(90点)
要約と感想レビュー
「頭をよくするちょっとした「習慣術」 」の「まんが」版です。
そもそも「頭をよくするちょっとした「習慣術」」が★5つなので、こちらも★5としました。では、中身を見ていきましょう。
・「頭のよさ」の3つのポイント・・
1、自分自身の状態(感情)を知っている
2、困った時に頼りにできる人間が複数いる
3、いろいろと起こってくる問題に対する、解決能力が高い(p18)
まず、最初は「自分」を知ること。自分とは一生付き合っていかないといけませんので、自分の感情の特徴を知る。それがわかれば、それに応じた対処の方法があるわけです。
そして、二つ目は頼りにできる人を作ること。自分だけですべてができるはずがありませんので、他人の力を利用する方法を習得するのです。
・「甘え上手」になる二つの条件・・「過度に依存しない」・・「ギブ・アンド・テイク」(p80)
そして、後の問題解決は、個別のテクニックとなります。どうやって仕事を短時間で終わらせるのか。記憶力をどう高めるのか。やる気の出し方は。人をどう育てるのか。あまりに詰め込みすぎで、これ以上入らない!という感覚でした。
和田さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・落ち込んでいる時には・・新しいことに手を出さずに、すでにできていること、得意なことをする(p52)
・普段から思いついたことをメモする習慣をつければ、「頭のいい」人間に近づく(p56)
・疲れてしまうことは無理にしようとしない・・嫌なものを無理に勉強しても、頭に残りません・・仕事にしても、あまりにも疲れすぎるものは、もう一度その仕事に対する自分の適性について考えたほうがいいかもしれません(p86)
・簡単な「レポート」を週単位で書いておく・・「知識」というのは、レポートなどの形でちゃんとアウトプットできてこそ、身につくものだと言えます(p117)
・「感情の老化」を防ぐ・・「習慣」・・自分がエネルギッシュになれる楽しい行動をすることです!(p136)
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【私の評価】★★★★★(90点)
目次
第1章 落ち込んだ時の「習慣」
第2章 人に好かれる「習慣」
第3章 仕事ができる「習慣」
第4章 感情の老化を防ぐ「習慣」
第5章 語学に強くなる「習慣」
第6章 「頭のいい子」を育てる「習慣」
著者経歴
和田秀樹(わだ ひでき)・・・1960年大阪府生まれ、精神科医。東京大学医学部卒、東京大学付属病院精神神経科助手、アメリカ・カールメニンガー精神医学校国際フェローを経て、国際医療福祉大学大学院教授(臨床心理学)、一橋大学経済学部非常勤講師(医療経済学)。老年精神医学、精神分析学、集団精神療法学を専門とする
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