「仕事ができる社員、できない社員」吉越 浩一郎

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仕事ができる社員、できない社員

【私の評価】★★★★☆(87点)


■早朝会議の吉越さんの一冊です。
 社長が変わると会社が変わる。


 吉越さんが社長になって
 トリンプは19年連続で増収増益でした。


 その秘訣は、
 デッドライン設定によるスピードと
 社長の徹底力です。


・あらゆる仕事に「デッドライン」を設定します。
 「いつまでに何をやるか」を明確に決めて、
 それに従って効率的に、集中的に仕事を進めます(p2)


■方針を示す社長は、
 どこにでもいます。


 吉越さんは、その方針を実際にやっているのか、
 やっていなければ、どう改善するのか、
 再発防止策はどうするか、と
 しつこく徹底している姿勢がすごい。


 それは、私心をなくし、
 社長の責務として、
 やるべきはやるという考え方を
 貫いています。


・できる人は、自分の考えを"周知徹底"させる・・
 同じ情報を持てば、誰もが同じ結論に達するはずなのです・・
 私心による判断を排除して
 バイアスがかかることをなくしたうえで、
 伝える力を生かさなければなりません(p144)


■そして、人にはいろいろな性格があって、
 上司はその性格で役割を果たしていくしかない、
 と断言しています。


 会社における役割に応じた
 自分の軸というかスタイルを
 作っていくしかないのでしょう。


 吉越さん、
 良い本をありがとうございました。


────────────────────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・あなたが一人でも部下を持っているのなら、
 その部下が担当すべき仕事と権限を決め、
 決めたら部下が担当する仕事に
 手を出してはいけません
(p188)


・どんな性格も欠点になり得る・・・
 「自分に自信を持つ」ことを優先してください・・
 ただ「自分はこうなのだ」と
 割り切ればいいのです(p192)


・人間力とは、直接磨けるものではないわけです。
 毎日、会社という「道場」で問題解決に取り組み、
 苦しんでいるうちに、その人の内部に自ずと
 育っていくものではないでしょうか(p27)


・社員には「残業するな」・・といっておきながら、
 私自身は土曜日も日曜日も自宅で仕事をしていました。
 ですから、月曜日の朝から社員に対して一斉に
 仕事を割り振ることができたのです(p66)


・本を仕事に生かす人・・・
 本当に重要なのは、ひらめきを得た後に
 汗をかくことであり、99%分の努力をすることです(p74)


・失敗した人をつかまえて罰則を与えることよりも
 もっと重要なことは、「緊急対策」と「再発防止策」
 を徹底的に検討し、つくり上げることではないでしょうか・・
 「なぜ、なぜ、なぜ」と突き詰めていけば、
 自然とたどり着く考え方です(p78)


・抵抗勢力に対しては、自分をコントロールしたうえで、
 怒りの感情をあえて見せることが駆け引きの一つになります・・
 場合によっては、目的地の一歩手前のところで
 折り合うことも、抵抗勢力をかわす一つの方法です(p108)


仕事ができる社員、できない社員
吉越 浩一郎
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【私の評価】★★★★☆(87点)


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■目次

はじめに◎私が経営者として、絶対に手放せなかった社員とは?
1章◎こんな「考え方」ができる人
2章◎こんな「習慣」がある人
3章◎この「能力」を持っている人
4章◎この「仕事の基本」を守る人
5章◎この「要領」をつかんでいる人
6章◎こんな「性格」をしている人
7章◎こんな「価値観」で動く人


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