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「話し方にもっと自信がつく100の法則」太田 龍樹

2015/03/24公開 更新
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話し方にもっと自信がつく100の法則


【私の評価】★★★★★(90点)


要約と感想レビュー

ディベート団体を主宰する著者によるコミュニケーションのコツです。組織の中で生きていると、コミュニケーションを通じた理解と納得が必要となります。聴き手の理解と納得のためには、根拠を示すこと。情熱的に語ること、笑顔でほがらかに接すること。そうした人に成り切ることが大事なのです。


具体的には、語尾をはっきり言って断定する。顔を上げてアイコンタクトをする。ジェスチャーを入れる。こうした自信と見栄えの良いしぐさを身につけるために、自分を撮影したビデオやDVDの映像を客観的に見てみましょう。


・理想的な話し方をする人を徹底的にまねる(p122)


そして、常に一流の人の真似をしながら、学び、進歩していくことが大事です。一流の人に会い、一流のものを見ること。自分をビデオに撮って客観的に観察すること。観察し、考え、実践し、一歩一歩自分を進歩させるのです。コツの羅列でしたが、社会人であれば、だれもが通る道だと思いました。人間関係というコミュニケーションに終わりはないのです。


そして聴き手の理解と納得を得るためには、最終的には、総合的な自分という人格を作っていく必要があります。自分という人格を持った人は、笑うときは笑い、怒るときには怒るのです。『私は○○だから、あなたに怒っているんだ』と言葉で意思表示をする勇気を持てるのかどうかということです。太田さん、良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

情熱的な人に成り切って、それを体全体で表現してみよう(p85)


・ディベートには、「沈黙は同意を意味する」というルールがあります(p70)


・良い人間関係を築くために、電話魔になることを提案します(p200)


・言い方・・「おまえはなんで同じ失敗ばかりするんだ・・」「なんでこういう結果になるのかを一緒に考えよう。その原因を探れば、君はうまくできるようになるはずだよ」(p170)


話し方にもっと自信がつく100の法則
話し方にもっと自信がつく100の法則
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太田 龍樹
中経出版
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【私の評価】★★★★★(90点)


目次

1 「整理力」を養う
2 「論理力」を鍛える
3 「情熱」が人を動かす
4 「見栄え力」を磨く
5 「質問力」を高める
6 「説得力」をアップさせる
7 「共感力」を育てる
8 「品格」を身につける
9 「おもてなし力」が勝負を決める



著者経歴

太田龍樹(おおた りゅうき)・・・ザ・エンターテインメント・ディベートBURNING MIND代表。ソニー生命ライフプランナー。1972年東京生まれ。1989年、桐蔭学園高校在学中に観た深夜番組がきっかけでディベートに興味を持ち、明治大学法学部在学中に、ディベート団体BURNING MIND(バーニング・マインド)を設立。本職は、ソニー生命保険株式会社で、コンサルティング営業。


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