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「生き方―人間として一番大切なこと」稲盛 和夫

2015/03/03公開 更新
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生き方―人間として一番大切なこと


【私の評価】★★★☆☆(77点)


要約と感想レビュー

 京セラ・DDIを創業し、倒産したJALを再生させた稲盛さんの一冊です。この本と同じ内容を「京セラフィロソフィ」として社員に教育してる内容らしい。非常にベンチャーらしい精神的な内容になっており、違和感はありません。


・寝ても覚めても強烈に思いつづけることが大切(p41)


 努力と改善と行動を推奨しています。例えば、畳の上で泳ぎを習ったところで、泳げるようにはならない。それよりもいきなり水に飛び込んで、無我夢中で手足を動かせと言っています。現場で自ら汗をかかないかぎり経営の実務と経営者の心を学ぶことはできないのです。


 こうしたガンバリズムとアメーバ経営による数値による管理が、稲盛経営の神髄だと感じました。稲盛さん、良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・ラテン語に、「仕事の完成よりも、仕事をする人の完成」という言葉があるそうです(p23)


・二十年、三十年という長いスパンで見てみると、ほとんどの人が日ごろの行いや生き方にふさわしい報果を、それぞれの人生から得ているのです(p215)


生き方―人間として一番大切なこと
生き方―人間として一番大切なこと
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稲盛 和夫
サンマーク出版
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【私の評価】★★★☆☆(77点)


目次

第1章 思いを実現させ
第2章 原理原則から考える
第3章 心を磨き、高める
第4章 利他の心で生きる
第5章 宇宙の流れと調和する



著者経歴

 稲盛 和夫(いなもり かずお)・・・1932年生まれ。鹿児島大学工学部卒業。1959年京都セラミックス(現京セラ)を設立。66年社長。1985年会長。1984年に第二電電(現KDDI)を設立。1987年セルラー電話会社を設立し、会長に就任。京セラ名誉会長。


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