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「小さな会社のムダをなくしてお金を残す! (ムダ遣いで会社を潰さない60の鉄則)」安藤 祐貴

2022/07/21公開 更新
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「小さな会社のムダをなくしてお金を残す! (ムダ遣いで会社を潰さない60の鉄則)」安藤 祐貴


【私の評価】★★★☆☆(74点)


要約と感想レビュー

 会社の利益を増やすためには、まずコスト削減が大切です。商品の変動費が半分なら売上の残りの半分が利益を押し上げるのです。著者のお勧めは月次で損益を並べて見るということです。月次で見ることで、数字の変化に気づきやすくなるのです。月次で損益をチェックすることで問題への対応も早くなるのです。


・毎月の数字を並べて比較分析を行う(p68)


 この本では「サブスク」「事務所経費」「コピー機」「消耗品費」の見直しを提案しています。


 まず、サブスクリプション契約といわれる毎月定額を支払う契約は、一度すべて解約して、再検討後、必要に応じて再契約するようにお勧めしています。サブスクは一定額を支払うだけで使い放題は便利ですが、使い切れていないことが多いのです。


 事務所経費については、儲けている会社の本社が驚くほどみすぼらしいという話が多いのです。事務所はお金を生まない設備であり、経営者は本来であればお金をかける意味を見いだせないはずなのです。また、コピー機や消耗品費にしても本当に必要なのか、紙を使わずに仕事ができないのか、工夫によってコスト削減は可能であるはずです。細かい経費を削減して積み上げるのです。


・金額が小さいものほど、すぐに削減できるものであったり、あってもなくてもよいものであったりする(p45)


 経理もこれからはペーパーレス、法人クレジットカード、ネット銀行になっていくのでしょう。請求書、契約書、納税、経費精算がペーパーレスで完了してしまうのです。


 なお、この本では最初に利益率5%ならコストを50万円削減すれば売上1000万円に相当すると主張しています。正確に言えば、固定費と変動費を把握して、どれくらいの売上で利益が増えるのか把握しておくのが本質的だと思いました。


 また、税金を払いたくないがゆえに節税と称して経費をムダ使いする人がいるようですが、税金を減らすために利益を減らすという考え方も経営者としては残念な考え方です。そうしたことを説明しなくてはならないこと自体残念に思いました。


 安藤さん、良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・法人のクレジットカード・・・支払いまで最低でも1ヶ月間の猶予があるので、現金払いよりも資金繰りに余裕が生まれます(p113)


・ネット銀行の最大のメリットは、使い勝手のよさと手数料の安さ(p117)


・あまりコストのかからないものから電子化を導入する(p150)


・中古の資産の取得を検討する(p214)


・5000円以下交際費のルール(p222)


▼引用は、この本からです
「小さな会社のムダをなくしてお金を残す! (ムダ遣いで会社を潰さない60の鉄則)」安藤 祐貴


【私の評価】★★★☆☆(74点)


目次

第1章 会社の数字を見える化してムダな出費を抑える!
第2章 会社の数字を見える化するとメリットがたくさん!
第3章 こんな状況はNG!ムダな出費を生むシチュエーションと改善策
第4章 経理部門の効率もアップ!電子化で経理コストを削減する方法
第5章 無理な節税は× 小さな会社でも使える有効な節税テクニック



著者紹介

 安藤祐貴(あんどう ゆうき)・・・スペラビ税理士法人 代表税理士。2021年5月、東京都渋谷区にスペラビ税理士法人を設立し代表社員に就任。クラウド会計を駆使した未来型経営の積極支援を理念とし、小さな会社の会計・税務コンサルティングのみならず、経理体制構築支援や資金調達支援など、幅広いサービスを展開している


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