「めんどうな人をサラリとかわしテキトーにつき合う55の方法」石井 琢磨
2015/03/04公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(75点)
要約と感想レビュー
会社で仕事をしていると、いろいろな人がいます。いつも文句を言ってくる人。いつも期日を守らない人。いつもできませんと言う人。そうした人に対して、私たちはどう対応したらよいのでしょうか。
そうした人への対応は、既に多くの本の中で解説されています。例えば、期限を決める。偉い人同士で決めてもらう。組織として依頼するなどのテクニックがあるのです。そうしたテクニックを達人に教えてもらえるという内容になっているのです。
・相手に先送りされ続けているとき・・達人 具体的にはいつ?・・・期限を伝えることで、人は動く(p214)
やはり、組織での仕事には、基本があります。伝えたいことは遠回しに伝える。ただ、悪いうわさや告げ口のようなことは言わない。こうしたパターンをこの本でチェックし、最終的には自分のスタイルを作りたい、と思いました。石井さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・脅されたとき「この仕事、やらないとクビだぞ」・・達人 「この仕事やらないとクビだぞ」って言いました?(p29)
・憶測発言をされたとき「田中がチームを抜けたがっているよ」・・・達人 本人は何て言ったの?・・人のうわさはうのみにしない!(p106)
・記憶があいまいな点を突かれたとき「私が何と言ったか覚えているか?」・・・達人 プロジェクトの趣旨のことですよね?(広く抽象化)(p55)
総合法令出版
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【私の評価】★★★☆☆(75点)
目次
第1章 めんどうな人から自分を守る
第2章 めんどうな人をかわす
第3章 めんどうな人を疑う
第4章 めんどうな人を断る
第5章 めんどうな人を斬る
第6章 めんどうな人に反論する
第7章 めんどうな人を動かす
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著者経歴
石井琢磨(いしい たくま)・・・神奈川県生まれ、弁護士。相模川法律事務所代表。幼少時から家族が次々と壺を買わされ、自身も絵画・会員権を買うよう個室で長時間取り囲まれるという、ダマされ環境で育つ。弱者の生活を侵害する強者の存在に怒りを覚え、悪質業者と闘うために弁護士資格の取得を決意し、偏差値35 から中央大学法学部に合格。1日平均12時間以上の勉強を続け、在学中に司法試験一発合格。2001年に弁護士になるも、勤務先事務所が悪質業者からの相談を受けたことに疑問を抱き、独立する。日本全国で被害が発生した消費者事件の弁護団に複数加入。悪質商法・詐欺などの被害者を中心に、助けを求める弱者の事件を断らずに受任し、独立1年目から平均的弁護士の4倍である180 以上の事件に関わる。現在も、消費者問題、借金問題、交通事故などを中心に、弱者側に立ち続けた弁護活動を続けている。
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