「プロ弁護士の「心理戦」で人を動かす35の方法 」石井琢磨

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プロ弁護士の「心理戦」で人を動かす35の方法

【私の評価】★★★★☆(85点)


■弁護士という仕事は、
 法律の知識はもちろんですが、
 コミュニケーションと交渉力が大事。


 なぜなら、弁護士の仕事は、
 敵意を持った相手との交渉だからです。


 相手もプロの場合、
 感情的な演技をしてくることもあり、
 それにも対応できなくてはなりません。


・相手が敵対心を向けてきても、
 一度疑ってみることを提案しました。
 疑うことで、相手の「怒り」や「敵対心」が
 演出
である可能性にも気づけます(p21)


■この本では、

 感情→論理→感情

 で対処することを推奨しています。


 つまり、まず相手との
 信頼関係を作る。


 そのうえで、
 交渉が始まるのです。


・情報を集めましょう。その中で、
 優先的に得たい情報が、
 「相手のタイムリミット」と
 「他の選択肢」なのです(p136)


■交渉の技術は、読めばわかります。


 勉強して、試してみれば
 だんだんと技術は身に付くでしょう。


 しかし、最後に残るのは、
 自分の心のコントロールです。


 どんな相手に対しても、自分の心を
 平静なままにしていけるのかどうか。
 ハードルは高そうです。


 石井さん、
 良い本をありがとうございました。


─────────────────────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・面白くない話・・・我慢して聞こう。
 相手の話を聞く行為にはメリットがあります。
 打算的に聞きましょう(p46)


・相手の感情の矛先を「他に向ける」という
 方法も有効です。
 すなわち「共通の敵をつくる」(p20)


・相手が怒っているときには、もちろん
 誠意を持って対応しますが、
 相手の負の感情を感じすぎないようにし、
 一線を引きます。・・・
 悪い感情はスルーし、
 良い感情のみ捕まえて乗っかる(p197)


・目の前にいる相手がどこまでの
 権限を持っているのか、
 それを確認しましょう(p36)


相手の気持ちを反映させたように見せる・・・
 具体的な要求があった場合には、
 抽象化した条項にまとめるのも有効です(p82)


・知人の弁護士は「裁判は勝ったら自分のおかげ。
 負けたら裁判官のせいにする」と言っていました。
 自分を守るためにはこのような考え方も
 ときには必要でしょう(p194)


・たとえば、ものすごくツラく苦しいと
 感じる状況にあったとしましょう。
 そのときは、自分を50%だけ未来に飛ばす・・・
 未来から現在の状況を見たら、
 「これはあとで活かせる、成長につながる」(p218)


プロ弁護士の「心理戦」で人を動かす35の方法
石井琢磨
すばる舎
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【私の評価】★★★★☆(85点)


■目次

序章 「相手のペース」にハマってないか?
「心理戦」は避けられない!
1章 まずは警戒心を解こう
この「友好ムード」で手強い相手は〈従順〉になる
2章 敵対関係から連帯関係へ
ムダな争いを避ける「落とし所」の見つけ方
3章 コレで納得感がさらに増す
ムリせず誘導できる「五つの心理技法」
4章 狙いどおりの「合意」を得られる!
論破されない「交渉術」
5章 負の感情に支配されない方法 経験を肥やしにする!
折れないメンタルのつくり方


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