「ホウレンソウはいらない!―ガラパゴス上司にならないための10の法則」本田 直之
2014/08/25公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(86点)
要約と感想レビュー
著者はハワイを拠点とする社長です。5年ほど会社を経営して、社員は自分と同じ仕事ができるわけではないということがわかったとのこと。優秀な人は、他人も自分と同じようにできると思ってしまうようなのです。
実際に仕事をしてみると、ちゃんと背景からやり方まで部下に伝えないと部下は動かないのです。優秀な人にとって自分と同じように社員もできる、というのは誤解なのです。
・私も以前は部下に対し「おれもできたんだから、きみたちもできるよね」と考えていました。(p177)
組織での仕事において大切なのは、部下は自分ほど有能ではないという前提で、仕組みを作ることが大事です。クレーム処理は様式と手順を決める。ルーチンワークはチェックリストを作る。著者は、だれでもできるツールと仕組みを作っていきました。
大企業ではなくてもルーチンワークは定型化して、改善していく。こうすることで、組織として仕事を安定して行えて、改善していけるのです。そうした蓄積が組織を強くするのしょう。
・ルーチンワークを、とにかくできるだけパターン化・・フォーマットを用意し、チェックリストにチェックすればすむシステムにしておきました(p122)
現在は、こうした仕組み化を支援するソフトウエアも販売されているらしい。ソフトウエアの上で仕事をすることで、チェックリストの共有化ができるのであれば、これはありがたいかもしれませんね。
本田さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・事前にダイレクトマーケティングの本を読んでもらったり、・・・知っておいてほしいノウハウをマネージャーが提示してあげることが、フレームワークになるのです(p54)
・思っていたのと違う成果物が上がってきた場合、それをまたやり直させるなどしていると、部下はだんだんやる気をなくしていきます(p64)
・「なぜこれをやらなければいけないのか」という仕事の目的や、全体像を伝えなければいけない・・・任せっぱなしにすると、どうやっていいのか途中でわからなくなっても聞いてこない(p68)
・やり方やフレームワークを明確にし、いつまでにどのような成果物が必要なのかを説明してあげなければならない(p69)
・1 クレームを受けたらフォームに「ご意見内容」に必ず登録する
2 受けた人が対応策を考え、マネージャーに承認依頼を回す
3 「状況」欄で今どうなっているかを表示する(p136)
・1 まとめてToDoを登録する
2 メンバーで漏れがないか確認(漏れがあれば随時足してもよい)
3 各ToDono進捗状況を報告する(p164)
日本経済新聞出版社
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【私の評価】★★★★☆(86点)
目次
1 ガラパゴスマネージャーになるな!
2 変化の時代―マネージャーのサバイバル・スキル
3 フレームワーク仕事術への進化
4 フレームワーク仕事術のメリット
5 クラウドでフレームワークを実践する
著者経歴
本田直之(ほんだ なおゆき)・・・レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役兼CEO。シティバンクなどの外資系企業を経て、バックスグループの経営に参画し、常務取締役としてJASDAQへの上場に導く。現在は、日米のベンチャー企業への投資事業を行うと同時に、レバレッジマネジメントのアドバイスを行う。日本ファイナンシャルアカデミー取締役、コーポレート・アドバイザーズ・アカウンティング取締役、米国Global Vision Technology社取締役を兼務。ハワイに拠点を構え、年の半分をハワイで過ごす。サンダーバード国際経営大学院経営学修士(MBA)。明治大学商学部産業経営学科卒。(社)日本ソムリエ協会認定ワインアドバイザー。世界遺産アカデミー正会員
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