「大きく稼ぐ経営者になる脳のアップグレード術」西田文郎
2020/02/23|

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【私の評価】★★★★☆(85点)
内容と感想
■この本は「ツキを超える成功力」に
加筆・修正をした新装版とのこと。
この本で言われることは、潜在意識にある
自己イメージ以上に人は成長しない
ということです。
なぜ、大金持ちが少ないかといえば、
大金持ちになるイメージを持っている人が
少ないからなのでしょう。
■そこらへんを散歩していて
富士山の山頂に立てないように、
普通に働いていては
大金持ちにはなれないのです。
大金持ちになるためには
大金持ちになるだけ多くの人を
喜ばせ幸せにしなくてはならないのです。
潜在意識の世界は怖いなと
思いました。
西田さん、
良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・「金は悪であり、貧乏は善だ」という思想をインプットされた彼らの潜在意識は、本人の意思とは関わりなく、いつの間にかその思想を実現してしまったのである(p26)
・「ぼちぼち稼ぐ人間」と、「なかなか稼げない人間」の違いは・・・自分の商売を、自分の仕事を、なめているかどうか・・・なめるとは、"あなどる""たかをくくる"ことであり、別の言い方をすれば、本気になっていないということだ(p34)
・営業トークでも、まず相手に有利な刺激・情報を与えることがテクニックとされている・・・「得をしたと感じさせる」・・「自己重要巻を満たす」・・「信頼感を与える」・・「恐怖感を煽る」(p66)
・消費者を喜ばせようとする他喜力が、ヒット商品を生み出す・・・配偶者を喜ばせようとする他喜力が、幸せな夫婦を作る・・勝ち組とは、人をたくさん喜ばせた人たちである(p68)
・大きく成功できない理由・・・小さな願望は抱けても、大きな願望はなかなか抱けない(ムリだと思ってしまうから)・・(自信がないから)・・大きな願望は、あまり長続きしない(だんだん疲れてくるから)・・大きな目標は、あまり持続しない(目の前にある問題のほうがリアルだから)(p97)
・「なにクソ!」と思える脳は天才に匹敵・・・天才とは、失敗しない人間ではなく、どんなに失敗しても、その失敗体験に基づいて、「だからダメだ」という判断を下さない人間なのである(p101)
・失敗したときの落ち込み・無力感を、「悔しさ」に変えられる・・・つまり、「なにクソ!」「チクショウ!」「今に見ていろ!」という形で、悔しさ・意地に変えられたマイナス感情を彼らは利用しているのである(p106)
・最終目標をNo.1にすれば達成スピードがアップする・・・何よりNo.1には、心を躍らせるロマンがある。ロマンがあるとは、合理的ではないということだ・・・本命馬に10万円を賭ける人間より、絶対に当たるはずのない万馬券に10万円を張る人間のほうが、間違いなくワクワクしている(p138)
・大成功者は、世の中に対する使命感を持ち、「自分の仕事は必ず人々の役に立ち、必ず人々の幸福を増進する」と信じている(p152)
・強運の人は、必ずとんでもない苦しみにぶつかり、その苦しみを克服してきたという過去を持っている・・苦しみは、人の運を粘り強くする(p200)
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西田文郎、現代書林
【私の評価】★★★★☆(85点)
目次
序 章 商売では何が必要か
第1章 まずは 本気になる
第2章 次に 人を喜ばせる
第3章 さらに 強欲になる
第4章 そして使命感・感謝を抱く
第5章 最終的に 一流になる
終 章 今は何をすればいいのか
著者紹介
西田 文郎(にしだ ふみお)・・・1949年生まれ。株式会社サンリ代表取締役会長。「強運開発」コンサルタント。これまで多くの経営者やアスリートたちを成功に導く。
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