「あなたを変える52の心理ルール」メンタリストDaiGo
2018/04/13公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(82点)
要約と感想レビュー
一日に20冊の本を読むというDaiGoさんが教える日常で使える心理学です。まず、成功するためには自分をブランド化することが大事になります。そのためには自分の特性に合った一芸に秀でる必要がある。DaiGoさんの場合は、勉強好きが特性であり、相手の心を読めるのが一芸となります。一芸を身につけると、すべての評価が上がることを「ハロー効果」といいます。
私はテレビでDaiGoさんを知りましたが、テレビで知名度を上げて収益化のためにコンサルティング、Youtubeに力を入れているようです。テレビ業界は思ったより稼げないので、テレビ業界で認知してもらい、コンサルティングで稼いでいるのです。
・自分の特性がそのまま「強み」になる場所を探せ・・まずテレビ業界へ行きました・・お金になったかというと微妙でした・・私はテレビ出演をほどほどにして、コンサルティング業界へ移りました(p105)
この本に書いてあることで使ってみたいものとしては、断られないお願いのやり方です。例えば、小さいお願いでYES、YESと言わせて、最後のお願いを断りにくくする方法。これはよく駅前でアンケートに答えさせて誘導する人達が応用しています。応用としては、デートに彼女を誘うなら「最近、お勧めのレストランない?」と聞いて、彼女がレストラン名を言ったら、それはいいね。じゃあ、今度一緒に行こう。おごるから」と誘う
また、難しいことを頼んでいったん断らせて、その罪悪感を使って簡単なお願いをする方法などが紹介されています。これは、お客様に見込客を紹介してもらうときに利用できそうですね。つまり、商品を売り込んでも買ってくれないお客さんには、「あなたのお知り合いで、この商品に興味のありそうな方がいたら、紹介してください」とお願いするのです。
・「アンケートに答えて下さい」と言われたら要注意・・最初に「調査」という小さなお願いに協力させ、何かを売り付けようとする魂胆があるかもしれません(p109)
男性は「プライド」をくすぐる、女性は「共感」してあげるといった心理学のテクニックから、人と会う時はホームとアウェイを意識して仕事のミーティングは外のカフェやホテルのラウンジでやるようにしているなどのコツを教えてもらえます。
DaiGo流、「影響力の武器」という感じの本でした。テレビでブランディングしてコンサルタント業に注力するDaiGoさんは頭が良いですね。DaiGoさん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・最初のインパクトが非常に重要です・・私はいつも・・自己紹介を三つの特徴で決める・・私の場合なら、「本を一日に20冊読む」「猫が好き」「相手の心を読む」(p17)
・「将来なりたい自分」が取る行動を、今やる・・毎日、無理にでも笑顔になっていると、本当に幸せになれることが、英国の心理学者、リチャード・ワイズマン博士の研究によって知られています(p154)
・一日にすることを三つ決める・・「その三つができれば、今日は大成功」と考えるようにしたのです(p162)
・陰口を言われたら、あなたの勝ち・・陰口を言うのは、あなたに対して脅威を感じている証拠です(p44)
・三段階で謝る方法・・まずメールで謝罪します。怒りが少し収まったところで、電話で謝罪します。その後に対面すれば、相手の怒りはかなり収まっているはずです(p14)
KADOKAWA (2016-09-15)
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【私の評価】★★★★☆(82点)
目次
Chapter1 人間関係がラクになる11のヒント
Chapter 2 デキる人になる17のヒント
Chapter 3 イライラや不安が消える12のヒント
Chapter 4 恋愛の達人になる12のヒント
著者経歴
メンタリストDaiGo・・・慶應義塾大学理工学部物理情報工学科卒業。人の心をつくることに興味を持ち、人工知能記憶材料系マテリアルサイエンスを研究。英国発祥のメンタリズムを日本のメディアに初めて紹介し、日本唯一のメンタリストとして数百のTV番組に出演。その後、企業のビジネスアドバイザーやプロダクト開発、作家、Youtuberとして活動中。日々インプットした膨大な情報・スキルを独自の勉強法で体得し、驚異的な成果をあげ続けている。
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