「男女脳戦略。男にはデータを、女にはイメージを売れ」メンタリスト DaiGo
2015/09/08公開 更新本のソムリエ [PR]
Tweet
【私の評価】★★★★☆(86点)
要約と感想レビュー
人の性格は人それぞれです。この本では、人の性格を男性脳と女性脳にわけて、その特性を分析します。男性脳は、自尊心を求め、女性脳は、共感を求めるのです。
つまり、相手が男性脳なら、結果を認めてあげる。女性脳なら共感してあげる。相手によって言い方やアプローチを変えることで、うまくいく可能性が高まるわけです。相手に合わせて対応を変える、というのが一番よい方法なのでしょう。
・男性脳の場合は「自尊心のくすぐり」から入る。女性脳の場合は「共感の提示」から入る(p86)
性格を9つに分けたり、4つにわけたりする考え方がありますが、2つでもいろいろありますね。自然と相手によって対応を変えることができるようになることが理想なのだと思います。
特に女性について男性はよく知りません。特に女性は、相手に気づいてほしいと思うし、人間関係を深めることをよしとします。そうしたところは合わせていくことが大事なのでしょう。
DaiGoさん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・共感という特性を持つ女性脳の場合は、まず最初に上司に相談して、「その提案内容でいいと思うよ」などと共感してもらうことからスタートしたほうが、ストレスなく仕事を進められます(p107)
・男性脳・・相手よりも優位に立とうとする・・女性脳・・相手と同じ立場に立ち、人間関係を深めようとする発想です(p29)
・「言ってほしい」のが男性脳で、「感づいてほしい」のが女性脳(p37)
・男性脳は目移りしない・・確実で安定した売り上げを狙うなら、ターゲットは男性脳の顧客です(p128)
・先方が男性脳の場合・・「○○部長が前回、こうおっしゃっていたのを参考にして考えてみました」・・(p169)
・口コミ・マーケティングを活用するなら、女性を狙わなければ成り立たない(p132)
・積極的な自己開示は、コミュニケーション能力の高さ(p194)
・女性脳の人に「大丈夫」と言われたら、「本当に平気?何かあったの?話してみなよ」と、言葉の裏にある本心を聞いてあげなければいけません(p218)
・先回りして過去の頑張りも一緒にほめてあげる。つまり、女性をほめる極意は、「プロセスをほめる、過程を労う」ことにあるということです(p92)
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 4,120
【私の評価】★★★★☆(86点)
目次
序章 「なぜかわかりあえない」5つの正体
第1章 相手は男性脳? 女性脳?
瞬時に見抜くテクニック
第2章 ビジネスの成果に直結する
男性脳、女性脳別伝え方の法則
第3章 オネエ脳を手に入れて
相手の思考を読むテクニック
著者経歴
メンタリストDaiGo・・・慶應義塾大学理工学部物理情報工学科卒業。人の心をつくることに興味を持ち、人工知能記憶材料系マテリアルサイエンスを研究。英国発祥のメンタリズムを日本のメディアに初めて紹介し、日本唯一のメンタリストとして数百のTV番組に出演。その後、企業のビジネスアドバイザーやプロダクト開発、作家、Youtuberとして活動中。日々インプットした膨大な情報・スキルを独自の勉強法で体得し、驚異的な成果をあげ続けている。
読んでいただきありがとうございました!
この記事が参考になったと思った方は、
クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓
人気ブログランキングへ
コメントする