「人を操る禁断の文章術 」メンタリストDaiGo
2015/01/28公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(81点)
要約と感想レビュー
メンタリストとは、人の行動と心を操る技術を研究している人です。この本では、DaiGo流人を動かすセールスレターの作り方を学びます。基本は、やはり読み手に自分のやりたいことをイメージさせることでしょう。
まず、お客さまの意向を聞きます。何を求めているのか、探りを入れるのです。この商品を買って、何をしたいのか質問することで、顧客に商品を買ってよい気持ちになっている状況をイメージさせるのです。
・自動車のトップセールスマンはセールスレターで・・・必ず、お客様の想像力を刺激する言葉を挟んでいます・・「どこへ行きたいですか?」「誰を乗せたいですか?」(p8)
そして、セールスレターを書く人は、成功したセールスレターを真似します。だから、DaiGo流セールスレターも基本は同じでうまくいっていることのマネをします。
人の欲望を利用したり、権威を利用したり、追伸を利用したり、人には動いてしまうコツがあるのです。それは人間の性質により、ある程度決まっているのです。
・×「成功しているコンサルタントの仕事術、お教えします」
○「気になりませんか?年間報酬3000万円が10年続くコンサルタントだけが知っている仕事の習慣」(p70)
人を動かす言葉というのは、法則があるとわかりました。しかし、実際に作るとなると、難しいんだよなあ。DaiGoさん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・×「成功者は夢をあきらめない」
○「成功者は、飢え死にしそうなときでも夢をあきらめない」(p45)
・相手を誘導するには、相手の心に寄り添うことが最も大切なことなのです(p90)
・正直にデメリットを書くことで、信頼が得られる。文章は、デメリットを上回るメリットで締めくくろう(p135)
・「○○できる人、初めて見ました!」「アドバイスのおかげで、 悩みへの向き合い方が変わりました」「あんな大人の空間は初めてでした」(p149)
・書き出しを少し変えるだけで、第一印象は操作できる・・・『おはようございます!』(p169)
・追伸をつける・・・ あらゆる文章の中で人が最も読み、心に残るのは追伸部分・・(p204)
【私の評価】★★★★☆(81点)
目次
第1章 文章が持つ力は無限大
第2章 「書かない」3原則で人を操る
第3章 人を動かす7つのトリガーで、何を書けばいいかもう悩まない
第4章 あとは、5つのテクニックに従って書くだけ
著者経歴
メンタリストDaiGo・・・慶應義塾大学理工学部物理情報工学科卒業。人の心をつくることに興味を持ち、人工知能記憶材料系マテリアルサイエンスを研究。英国発祥のメンタリズムを日本のメディアに初めて紹介し、日本唯一のメンタリストとして数百のTV番組に出演。その後、企業のビジネスアドバイザーやプロダクト開発、作家、Youtuberとして活動中。日々インプットした膨大な情報・スキルを独自の勉強法で体得し、驚異的な成果をあげ続けている。
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