「斎藤一人 一生しあわせ論」舛岡はなゑ
2015/09/09公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(82点)
要約と感想レビュー
日本の大商人、斎藤一人さんが日頃、教えていることを、弟子の舛岡はなゑさんに教えてもらいましょう。だれでも生きていれば、問題が出てきます。そんなときに、大商人はどう考えるのでしょうか?
一人さんの教えは、うまくいかないということは、「やり方を変えるサイン」ということです。だから、やり方を変えて問題がなくなれば、自分が一段階、学んだということになるのです。
自分がつらい気持ちのときも、自分が「間違ってる」という天のアドバイスなのです。それを知恵と勇気で乗り越えれば、自分の魂が成長して、人生がウマく行く、チャンスなのです。
・もし、何か問題が起きたときは、「絶対、このことは自分にとって悪いことじゃないんだ」と、まず決めつけちゃう。(p48)
素直に一人さんのアドバイスを聞いて、笑顔で、進んで仕事をしていたとしましょう。基本的にはそれで大丈夫。仕事はうまくいくのです。ところが、世の中はそんなに単純ではありません。そうした人を利用して生きている人がいるのです。
そうした人が、あなたの目の前に現れて、あなたを困らせるでしょう。なぜかと言えば、何を言ってもやってくれる、何を言っても断らない、そういう人は素直ではあるけれども、自分を大切にしていない人に見えるからです。そこに付け込んで、あなたを侮り、利用する人が現れるのです。
・他人のことばっかりね、いろいろやってあげる人がいるんですけれど。それが楽しくて、やっているのならいいんです。でも、一歩、間違うと・・誰からも、軽く見られちゃう?・・いいように使い回される、というか、大切にされない(p73)
世の中には、自分で自分を許せない人もいます。自分はダメだ。自分を変えたい人です。そうした人に一人さんは、「自分をゆるします」と言おうよと、アドバイスをしています。言えない人は、芝居の台詞のつもりでいいんだよ。
自分だけ幸せになりたくない!という人には、「まず勝手に自分だけ、しあわせになりな」と一人さんはアドバイスしています。周りはあなたに合わせて、しだいにしあわせになってくるというのです。
自分がしあわせだから、"愛と光と忍耐"で周囲を明るくすることができるのです。自分が不幸なとき、他人にやさしくはできづらいのが人間だというのです。
素直ということは、自分を大切にしたうえで、他人も大切にするということだとわかりました。自分を卑下すると、それに、ぴったりの人が現れて、気付かせてくれるのでしょう。そのように一段上がると、また一段と気付きの修行は続くのです。舛岡さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・「もし嫌いな人がいたら、どうします?」・・・どうでもいい人はいます・・・別に、眼中にない人っていうか。・・「ヤだな」って人を、ずぅーっと見てても、しょうがないかな、って(笑)。(p202)
・顔に「つや」がないと、なにをやっても、なぜかウマくいきません。でも、「つや」がある顔は、・・しあわせなことを引き寄せる、いい人相なんです(p122)
【私の評価】★★★★☆(82点)
目次
1 自分をゆるす。
2 言葉が人生を創る
3 自分を大切にする、ということ。
4 他人のしあわせを願う。
5 見た目が変わる、人生が変わる。
6 苦労は間違い
7 なにがあっても、ついてる!
著者経歴
舛岡はなゑ(ますおか はなえ)・・・東京都江戸川区生まれ。実業家。斎藤一人さんの弟子の一人。病院の臨床検査技師を経て、喫茶店「十夢想家」を開く。この店は、斎藤さんと九人の弟子が出会った伝説の喫茶店として知られ、「銀座まるかん」の原点の一つとされている。たまたま来店した斎藤さんから、「精神的な成功法則」と「実践的な成功法則」の両方を学び、女性実業家として大成功を収める。東京都江戸川区の長者番付の常連。ハッピースピリチュアル・メイクアップアドバイザーとして、「開運メイク」のセミナーや講演などで活躍している
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