「ダン・S・ケネディの世界一ずる賢いフェイスブック集客術」ダン・S・ケネディ、キム・ウォルシュ・フィリップス
2016/12/26公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★★(95点)
要約と感想レビュー
ダイレクトマーケティングの神様が教えるフェイスブックの使い方です。フェイスブックでもダイレクトマーケティングの基本は同じです。見込み客(リード)のメールアドレスを取得し、情報を提供しながら、顧客を育成し、商品を売っていくのです。
効果的にメールアドレスを取得するためには、見込み客(リード)にとって魅力的なオファーが必要です。例えば、手引書、ガイド、ステップ・バイ・ステップの計画表、電子書籍、商品券/割引コード、DVD・動画、チェックリスト、イベントチケット、ウェビナーの登録やコンテンツなどです。
・リード創出オファー・・見込み客に対し、メールアドレスを教えてもらう代わりに提供するお礼・・例えば、報告書やホワイト・ペーパー、商品券やライブイベントのチケットなどだ(p57)
フェイスブックの特徴は、2つあります。一つはファンやフォロアーとの交流を深めやすいということ。質問をしたり、ファンとの交流を通じて信頼を醸成していきます。もう一つは広告で告知する人を限定できること。カスタムオーディエンスによって、ページへアクセスした人に限定する広告が出せるのです。
見込み客(リード)は、あなたについてインターネットで検索して、信頼できると思わなければ行動は起こしません。だからFacebookでの質問やコメントで交流して信頼残高を高めるのです。
・結びつきを深めるには、ファンやフォロワーを褒め称えるのも良い方法だ。より深く関わってくれた人や、投稿の質問にこんなふうに答えてくれて盛り上げてくれた人というように、毎週誰かを選ぶことができる(p214)
一つひとつが腹に落ちる内容でした。とろあえず、フェイスブックでメルマガの記事の告知を行うことにしました。あとは、時間があるときに、カスタムオーディエンスを使ったランディングページへ行った人向けの広告を実験してみます。
ケネディさん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・オファーは常に新しく、時間的制約を明確にし、絶えず変更する必要がある。毎週変更するオファーによって購入や登録、コメントやシェアを促進させるのだ。すぐに行動を起こしてもらうには、時間的制約と特典が不可欠である(p62)
・なぜ、「いいね!」キャンペーンを行うのか・・あなたの製品やサービスを信用している人がいるという"社会的証明を作り出す"ためだ(p145)
・ランディング・ページへは行ったものの登録しなかった人たちを対象にした広告を作成する・・上記の無料レポートのオファーの例を機能させるには、シーケンスの各ページに対してカスタムオーディエンスを作成しなければならない・・(p183)
ダイレクト出版
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【私の評価】★★★★★(95点)
目次
Part1 ソーシャルメディアは 武器になるか
Part2 マーケティングに ソーシャルメディアを 活用する
Part3 もっと ソーシャルメディアの 力を引き出す
Part4 ソーシャルメディアで 成果を上げる テクニック
Part5 マーケティングで 勝者になる
著者経歴
ダン・ケネディ(だん けねでぃ)・・・米国のダイレクト・マーケティング界の有名人。ベンチャーから、2億ドル級の売上げの大企業まで約100の企業とコンサルタント契約を結んでいる。また、セールス、マーケティング、自己啓発を中心に年間10万人以上を対象とする講演をこなし、熱烈な支持を得ている。ウェブ・サイト「ダン・ケネディ・コム」は月10万を超えるアクセスを誇り、北米を中心とする数千人にニューズレターを配信中。
読んでいただきありがとうございました!
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