「30代から始める「頭」のいい勉強術」和田 秀樹
2016/07/23公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(78点)
要約と感想レビュー
社会人こそ勉強すべきということは、みなさんわかっていると思います。社会人が勉強すると、お金が入ってきて、出世することができます。和田さんは、そうした欲望をはっきりさせようと言っています。
・自分の人生を企画するときは、みずからの欲望にとことん素直になることだ。「金を儲けたい」「いい家に住みたい」「先に出世したヤツを見返してやりたい」など、思い切り自分に正直になって、自分が一番望んでいることを問だたしてみる(p33)
社会人の勉強は、資格の勉強を除けば、出世するための勉強です。知識を増やす勉強も必要ですが、人間性を高める読書も必要でしょう。そうした複合的な勉強は、終わりがないのですね。
和田さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・「勉強とはつらいもの、苦しいもの」という思い込みから、30代になると勉強から遠ざかってしまう人は少なくない。・・もともと、勉強することの楽しさは、多くの人が知っているはずである(p30)
・私の弟は、受験生時代、自分が教師になったつもりで"架空授業"を行っていた。・・・有効な勉強法であったことは間違いない(p100)
・「一冊を六章」読むよりは、「三冊を二章ずつ」読め(p148)
・自分の将来について「企画書」を書いてみよう・・・地位と肩書があるあいだに、自分の頭に対しても次の手を打っておく必要があるだろう(p264)
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【私の評価】★★★☆☆(78点)
目次
1 まず、この「方法論」を知っておく!―「仕事をする力」「学ぶ力」をどう高めるか
2 「頭」のいい思考術―「考える力」を三〇代からグンと伸ばす人
3 「頭」のいい記憶術―「覚える力」が伸びる人、伸び悩む人
4 「頭」のいい読書術―「知識・情報力」にムダのない人、ムダの多い人
5 「頭」のいい試験勉強術―「役立つ資格」を最短時間でとれる人
6 「頭」のいい時間術―「一日の使い方」がうまい人、へたな人
7 「頭」をよくする三〇代からの生き方―これから伸びるのは「どんな人」か
著者経歴
和田秀樹(わだ ひでき)・・・1960年大阪府生まれ、精神科医。東京大学医学部卒、東京大学付属病院精神神経科助手、アメリカ・カールメニンガー精神医学校国際フェローを経て、国際医療福祉大学大学院教授(臨床心理学)、一橋大学経済学部非常勤講師(医療経済学)。老年精神医学、精神分析学、集団精神療法学を専門とする
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