「親が死んだ5分後にあなたがしなければならないこと 」三村 麻子、内田 麻由子
2016/07/25公開 更新本のソムリエ [PR]
Tweet
【私の評価】★★★☆☆(73点)
■この本では親が死んだ後、
葬儀から相続の手続きまでの
マンガで流れを解説しています。
特に葬儀については、
宗教や地方によっても
違うところがある。
だからこそ事前に勉強し、
本番も経験豊かな信頼できる人の
助言を求める必要があるのでしょう。
・一番よい方法は、やはり信頼できる
葬儀担当者を見つけた上で、
希望の内容を伝えて
「この予算の範囲内でお願いします」と、
任せてしまうことに尽きる(p105)
■葬儀社の選び方が
参考になりました。
急いで決めるのではなく、
家への搬送だけ葬儀社にお願いし、
時間を取ってもいいのです。
複数社から見積りを取るもよし。
経験者から紹介してもらうもよし。
最後は、良い担当者と出会えるか
ということです。
・喪主家族から親族に供花・供物を依頼するのは
気が引けますので、供花の取りまとめは
親族にお願いし、通夜前日の夜までに
受けた注文を葬儀社に報告しましょう(p118)
■結婚、子育て、葬儀。
人生には初めてのことが
多くあります。
こうした本で事前に勉強していても
やってみないとわからないことも多い。
それでも勉強しないよりは、
勉強しておいたほうが、
後悔する可能性が減ると思います。
三村さん、
良い本をありがとうございました。
───────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・とりあえず葬儀社に搬送だけ
お願いしましょう
お葬式のことを決めるのは
その後でも大丈夫(p30)
・死亡診断書と死亡届は1枚になっています。
死亡届の欄に必要事項を記入して
役所へ提出すると火葬許可証が
発行されます(p31)
・祭壇の値段は
ピンからキリまであるので
最後に決めたほうがよいのです(p62)
・参列者が30名前後の家族葬にかかる
予算の目安は120万円
親族の交通費、宿泊費を含めて
150万円です(p57)
・喪主家族の負担が最も少なくなるのは、
300人規模の一般葬だと
言われています(p101)
・お布施の全国的な相場では
信士(信女)・・30万円
居士(大姉)・・40~50万円
院・信士(信女)・・50~60万円
院・居士(大姉)・・70~100万円
くらいです(p61)
永岡書店
売り上げランキング: 15,065
【私の評価】★★★☆☆(73点)
読んでいただきありがとうございました!
この記事が参考になったと思った方は、
クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓
にほんブログ村
■目次
第1章 臨終の日には何が起きる?
第2章 お葬式までにやること・決めること
第3章 遺産相続の基本を押さえる
第4章 お葬式が終わった後の手続き・法要
コメントする