「DVDブック 原田隆史の成功塾」原田隆史
2015/06/30公開 更新本のソムリエ [PR]
Tweet
【私の評価】★★★★★(95点)
要約と感想レビュー
大谷と同じ目標設定シート
日本ハムの大谷翔平の高校時代の目標設定シートをテレビで見てびっくり。この本の行動目標の設定方法と同じだったのです。
大谷は、ドラフト1位を目標として、「メンタル」「人間性」「運」「体づくり」「コントロール」「キレ」「変化球」「スピード160km」の8つの項目を設定。それぞれについて8つの取り組みを考え、実行していたようです。
行動をより具体化する・・・例えば、「営業部門の成績を上げたい」という幹部社員に、「そのための方策を8個書いてください」・・8個書き出した答えの一つひとつを、さらに深く考え、・・8個書き出すのです・・8×8=64個の要素を32分間で書き出す(p33)
目標を思い出すセルフトーク
この本では、独自の目標設定シートで、目標達成までの道のりを示しています。幅を持たせた目標設定します。そして、目標設定に向けた毎日のアクションプランと実施結果のフォローするのです。
心をきれいにする奉仕活動と、目標を思い出すセルフトーク。全体的に体系化されているのが、素晴らしいところですね。
準備力・・プロと呼ばれる人は、未来に心を向けて、これから起きるであろうあらゆる問題を予測し、それらに対して万全の解決策を準備し、自信を持って実行しています(p30)
しつこくやり切れば達成する
目標達成までに必要な援助を予測しておくのが大事だという。そして、援助してほしい人と事前にかかわりを作っておいて、援助してほしいときに、助けてもらうというのです。
もちろん、助けが必要になったときに協力してもらうには、「心がきれい」な人にならなくてはならないという。「心をきれいにする」のに、特に効果が高い活動が、掃除だというのです。大谷のゴミ拾いと同じですね。
目標達成のライザップだと思いました。ここまで準備して、しつこくやり切れば、達成するだろうな、ということです。原田さん、良い本をありがとうございました。
無料メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」(独自配信) 3万人が読んでいる定番書評メルマガ(独自配信)です。「空メール購読」ボタンから空メールを送信してください。「空メール」がうまくいかない人は、「こちら」から登録してください。 |
この本で私が共感した名言
・「いつ」「何を」達成するのか、目標をクリアに思い描いてください(p21)
・「最高の目標」から「最低限の目標」までの幅は、あなたの「心の幅」です・・常に、今より高い目標を思い描き、イメージをどんどん高く大きくして、「心の幅」の上限を伸ばしてください(p23)
・「成功者」はコツコツ階段を上る・・・成功する人は、まず間違いなく日誌をつけています・・その日の練習を振り返り、「できたこと」と「できなっかったこと」を仕分けします(p25)
日経BP社
売り上げランキング: 5,924
【私の評価】★★★★★(95点)
目次
第1部 成功をつくる11の習慣
1枚の「用紙」に凝縮された最高の成功法則
習慣1 できる人は「生活の質」が違います
習慣2 そうじを一日もサボらない人は成功します
習慣3 ゴールを定めない人は結果を出せません
習慣4 目標は簡単に下方修正してはいけません
習慣5 成功する人ほどコツコツと上っています
習慣6 夢をかなえたときの自分をイメージしていますか
習慣7 失敗する人は同じ間違いを何度も繰り返しています
習慣8 プロとアマの差は「準備力」にあります
習慣9 仕事のコツ、8×8=64個書き出せますか?
習慣10 「言葉」と「動き」で気持ちをコントロールする技術
習慣11 成功するのは「人に助けてもらえる人」
第2部 6人の成功物語
1枚の「目標設定用紙」からすべてが変わった
第3部 DVD編 原田隆史 最新講演(61分)
「仕事と思うな人生と思え!~絶対成功の極意」
著者経歴
原田 隆史(はらだ たかし)・・・式会社原田教育研究所 代表取締役社長。北海道・大阪・東京・京都・高知教師塾塾頭。株式会社原田教育研究所 陸上競技部監督。1960年大阪市生まれ。奈良教育大学卒業後、大阪市内の公立中学校に20年間勤務。保健体育、生活指導に注力、問題を抱える教育現場を次々と立て直し、「生活指導の神様」と呼ばれる。陸上競技部の顧問として、独自の育成手法「原田メソッド」により、勤務3校目の陸上競技部を7年間で13回日本一に導く。大阪市教員退職後、天理大学専任講師を歴任。「原田メソッド」に多くの企業の経営者が注目し、ユニクロ、カネボウ化粧品、野村證券、中外製薬工業、キリンビールなどの企業研修・人材教育を歴任。これまでに約300社・6万人のビジネスマンを指導している。
この記事が参考になったと思った方は、
クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓
人気ブログランキングへ
コメントする