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「小さい夢から始めよう。」早川 周作、尾藤 克之

2015/03/18公開 更新
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小さい夢から始めよう。 (イマジンシリーズ 第1弾)


【私の評価】★★★★☆(84点)


要約と感想レビュー

 議員秘書から経営者となった著者二人から、若者への応援歌です。お二人の提案は、今の自分に満足していないのなら、一歩踏み出してみませんか?一歩進み出ると、変わっていく自分がそこにいて、まわりに広がる風景も変わってくるというのです。


 そして、自分のペースで、少しずつでも前に進めばいいのです。夢に近づいて行けばいいのです。そのためには、あなたに合った計画を立てることが大事だという。


またとにかくやってみよう。・・・本当に努力をしているか?本当にやることをやっているか?本当に動き出しているか?あなたの努力は必ず実ります(p93)


 そして、マイナスのことを言われたときは、自分を客観的に見ることです。本当にそうなのか?その点が、他のみんなにどんな印象を与えているのか?やはり悪い点であれば、どのように直していけばいいのか?というふうにプラスに変換していくのです。 


 お二人の話を聞いていると、「自分の人生を生きようよ」と言っているように感じました。自分の人生は自分で選べますよ!。自分の人生を生きていますか?人や世間体に左右されていませんか?ということです。紙に自分の未来を書き込んで、目標や理由を書き込むことを推奨しています。自分の未来を紙に書いて、明確化することで未来が実現しやすくなるのでしょう。


・紙の一番上には、・・「会社入社時」、一番下に「3年後の自分」と書きます。一番上と一番下の間に、四角い枠を5つ以内書き入れて、その中に、会社に入るための理由や、自分の考えを整理して書いてください(尾藤)(p64)


 大きな目標でなくてもいい。小さな目標でもいい。自分のやりたいことをやってみようということです。他人と勝負するのではなく、自分との勝負が大切です。素晴らしいことを教えてくれる一冊でした。


 お二人は、交流会や社団法人を通じて社会貢献をしている点で共通点があります。議員秘書は大きな志を持っている人が多いのでしょうか?私の想像ですが、会社員ではなく議員秘書になるくらいですから、一国一城の主として独立したい。社会貢献したい、という人なのかもしれません。早川さん、尾藤さん、良い本をありがとうございました。



この本で私が共感した名言

・今の仕事を振り返ってみて、それは夢に思っていた仕事ですか?・・夢をかなえるための、手段としての仕事ですか?それとも、生活のための仕事ですか?(早川)(p62)


・クヨクヨは不幸の始まり・・・私はトラブルや何かに巻き込まれたときほど、仕事に一心不乱に打ち込むようにしました。気がつくと、トラブルは自然に解決していることが多いのです(尾藤)(p75)


・勝負の勝ち負けといったようなものは、人生において、さほど問題ではありません。敵は相手ではなく、「負けた」と思ってしまう自分です。負けてはいけないのは、「自分と闘い」です(尾藤)(p95)


小さい夢から始めよう。 (イマジンシリーズ 第1弾)
小さい夢から始めよう。 (イマジンシリーズ 第1弾)
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早川 周作 尾藤 克之
生産性出版
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【私の評価】★★★★☆(84点)


目次

Step1 なりたい自分を見つけよう。
Step2 小さな夢から始めよう。
Step3 小さい夢からかなえよう。
Step4 ちょっと大きい夢へ行こう。
Step5 ちょっと大きい夢をかなえよう。
Step6 大きい大きい夢を見よう。
Step7 大きい大きい夢をかなえよう。
Step8 できないことは何もない。



著者経歴

 尾藤克之(びとう かつゆき)・・・コラムニスト、明治大学サービス創新研究所研究員。東京都出身。学歴は埼玉大学大学院博士課程前期修了。経営学修士、経済学修士。衆議院議員秘書、大手コンサルティング会社、IT系上場企業等の役員を経て現職。社会貢献事業(アスカ王国)を運営。


 早川周作(はやかわ しゅうさく)・・・日本リーディング総合法務事務所代表。1976年、秋田県生まれ。高校浪人を経験。高校卒業間際に家業の建設会社が倒産し、父が蒸発。アルバイトで学費を稼ぎ、法律家を目指して夜間大学へ進学すると共に、大学1年生より法律事務所に勤務。元首相の秘書へと転身。約2年の勉強後、衆議院議員選挙に立候補。惜しくも次点。その後、ベンチャー企業対象の異業種交流会「ベンチャーマッチング交流会」を主催。2008年にSHGホールディングス株式会社を創設。東日本大震災の後に沖縄県へと移住し、卓球プロリーグの琉球アスティーダスポーツクラブ株式会社を創設、代表取締役。2021年には子会社となる九州アスティーダ株式会社を設立し取締役に就任。Tリーグ女子チームに新規参入する。琉球大学客員教授、明治大学MBAビジネススクール講師として教鞭をとっている。


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