「「らく」に生きる技術」小林 奨
2015/03/19公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(80点)
要約と感想レビュー
■本当の意味で、楽に生きる技術です。
心理療法から催眠、そして
NLPの技術などを紹介しています。
まず、自分や現在の状況を
客観的に知ることからはじめる。
だれにでも悩みはあり、
簡単に解決しないから悩んでいる。
それでも時間は過ぎていくのです。
・だれかに相談する<・・・たとえ有効な解決策をもらえなかったとしても、自分の抱えている悩みが整理できるため、それだけでも気持ちがいくらか「らく」になります(p212)
■次は考え方を変えるのが、
初めの一歩です。
今の困った状況を変えたいとしても、
実際には変わらないもの。
たとえば、
姑の小言に困っていも、
姑は変わらないのです。
だとすれば、
姑を変えるのではなく、
姑の言うことに合わせるか、
会う機会を減らす。
自分にできることに、
努力を集中するのです。
・意味のリフレーミング・・・「相手からデートをすっぽかされた」・・・「彼は、簡単に約束を破る人物だとわかった」(p198)
■少し困っている人は、
自分に合った方法が
見つかるかもしれません。
どのようなことも、
自分の成長のために
うまく変換して利用したいものです。
小林さん、
良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・高すぎる「理想自己」が自分を追い詰める(p14)
・「嫌なこと」を頭から追い出すためには、・・・別のことを頭に詰め込んでしまえばいい・・スポーツ観戦や映画鑑賞など、できるだけ没頭でいるものがいいでしょう(p49)
・「自責的な反応」は社会生活を送るうえで、非常に重要な要素です。しかし、トラブルが生じるたびに自分を責めたり、言いたいことを言わずに我慢していると、ストレスが溜まるだけです・・ときには普段の自分とは違った方法を試してみるのもいいやり方です(p80)
・まずは、「嫌われることに怯えないで、相手と話をする」「怒られた時に、相手の意見を考慮した反論を行う」など・・・「自分一人で達成できる、具体的な目標」を立ててみましょう(p104)
・別の人の企画が採用されてしまった。怒りが90パーセント、不安が70パーセント・・・感情を「定量化」するのは、ストレスに対処する上で重要な作業です(p118)
・人間には「自分を受け入れてくれた」と感じた相手に好意を持つという修正がある(p184)
・アサーティブな表現・・・
D 相手の行動を客観的に述べる
E 自分の感情を表現する
S 相手に要求を行う
C 要求が受け入れられた時、受け入れられなかった時にどうするかを話す(p189)
彩図社 (2015-02-02)
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【私の評価】★★★★☆(80点)
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目次
第1章 「らく」に行けられない原因はどこにある?
第2章 まずは「自分自身」を知ろう!
第3章 「認知」を変えれば世界が変わる!
第4章 「自己催眠」で体の疲れを取ろう!
第5章 それでも「らく」に生きられないときは?
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