「なぜあの人は人前で話すのがうまいのか」中谷彰宏
2014/08/14公開 更新本のソムリエ [PR]
Tweet
【私の評価】★★★★☆(82点)
要約と感想レビュー
■東京で中谷さんのセミナーに
参加したことがあります。
確か15000円と高額なもの。
女性が多いな、ということと、
問いかけるような
話し方が印象的でした。
この本では、プロである中谷さんの
話し方のコツを教えてもらいましょう。
・大ぜいの人の前で話す時は、エネルギーを集中する1人を探して、話し倒します(p89)
■中谷さんは職業として、
何回もセミナーを開催しているので、
余裕が感じられます。
聞いている人の反応を見て、
内容を修正できる。
自分の思いを相手に伝えようという
気持ちを大切にしているということ。
話すので精一杯という人と、
受け手の頭の中を想像しながら話す人とでは、
天と地ほどの差だと思います。
・聞き手の反応を見ながら話せばいいのです。自己紹介をする時も、聞き手に映像が浮かんでいるか浮かんでいないかという反応を見ながら話すと、60秒は圧倒的に長いです(p58)
■とりあえず、自分のスピーチでは、
始まりと終わりを中心に
練習することにしました。
最初と最後をおさえたうえで、
中間部を埋めていくのです。
あとは慣れですね。
中谷さん、
良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・コミュニケーションは相手に気を飛ばす作業です(p25)
・スピーチの時、これで入って、これで終わるということだけ決めておけば、安心です(p102)
・自分の言葉で語る、しかもそこには熱い思いがなければなりません・・・「熱い思い」はカッコいいことではなく、悔しい経験の中から生まれます(p160)
・伝え方の上手な人が、夢を実現する(p176)
・「私は今まで何をしてきて、こんな人間で、こういうことが好きで、こういうことが得意な人間です。ぜひ一緒にやりましょう。楽しいことをやりましょう」と、同じことを何回も繰り返します。これが自己紹介です(p38)
・1分しゃべるということは、受講者が25人×1分の寿命をいただいているということです(p64)
・どんなにいいことを思っていても、話せなければゼロと同じ、書けなければゼロと同じ・・・(p80)
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 44,493
【私の評価】★★★★☆(82点)
目次
第一章 自己紹介のうまい人、ダメな人
第二章 上手に伝えることのできる人、できない人
第三章 なぜあの人は話がうまいのか
第四章 なぜあの人は大勢の前で話すのがうまいのか
第五章 うまく話し方を学べる人、学べない人
著者経歴
中谷 彰浩(なかたに あきひろ)・・・1959年生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科卒業。1984年、博報堂に入社し、CMプランナーを務める。1991年、独立、(株)中谷彰宏事務所を設立。著書は、800冊を超す。「中谷塾」を主宰し、全国で、セミナー・ワークショップ活動を展開。2008年からは自社で「中谷塾」ブランドの書籍を刊行。
この記事が参考になった方は、クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓
人気ブログランキングに投票する
読んでいただきありがとうございました!
コメントする