「オレたち花のバブル組」池井戸 潤

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オレたち花のバブル組 (文春文庫)

【私の評価】★★★★☆(85点)


■半沢直樹シリーズ第二弾ということで購入。


 テレビと流れとしては
 ほぼ同じといっていいでしょう。


 微妙に、会う場所が違ったり、
 秘密資料の入手方法が違ったりしますが、
 大きい筋書きは変わりません。


 そういえば、"倍返し"はありましたが、
 "百倍返し"はありませんでした。


・基本は性善説。
 しかし、やられたら、倍返し 。
 それが半沢直樹の流儀だ。(p137)


■半沢直樹の面白いところは、
 著者自身が銀行出身ということで、
 銀行内部の事情がわかること。


 銀行マンもサラリーマンであり、
 出世のためにつばぜり合いを
 しているのです。


 そこに合併による出身行同士の勢力争い


 そして、部下には尊大なのに
 お役所に頭が上がらない上司を見て、
 "いるよな~"と思うのでしょう。


・期待とともに配属された秋葉原の新店舗で、
 張り付けられた目標に追い立てられ、
 支店長の罵詈雑言を浴びせられたあの頃から、
 近藤の人生は受け身に回っていたのだ。(p73)


■実際には、半沢直樹のような人は
 実在しないでしょう。(生き残れないでしょう)


 だから小説なのです。


 半沢直樹シリーズ第三弾「ロスジェネの逆襲」も
 購入しました。


 請う、ご期待。


 池井戸さん、
 良い本をありがとうございました。


───────────────────────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・仕事は二の次で余暇を楽しめればいい、そう考えたこともある・・・
 いい加減に流すだけの仕事ほどつまらないものはない
 そのつまらない仕事に人生を費やすだけの意味があるのか?(p217)


・銀行員は信用するな。契約書を交わし、金が振り込まれて
 くるまで油断するな。父は、ずっとそういい続けてきたし、
 そういわれても仕方のないことを銀行はしてきた(p210)


・抜き打ちが建前の検査予定が、事前に洩れる。
 この情報を運んでくる連中が、かつて「MOF担」と
 呼ばれていた大蔵省担当のエリート行員たちである(p21)


オレたち花のバブル組 (文春文庫)
池井戸 潤
文藝春秋 (2010-12-03)
売り上げランキング: 32

【私の評価】★★★★☆(85点)



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