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「ルーズヴェルト・ゲーム」池井戸 潤

2016/07/17公開 更新
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ルーズヴェルト・ゲーム (講談社文庫)


【私の評価】★★★☆☆(74点)


要約と感想レビュー

■ルーズベルトゲームとは、
 米国フランクリン・ルーズベルト大統領が、
 もっともおもしろいといった8対7の試合です。


 この本では、会社の業績が不振の
 社会人野球チームを通じて
 会社とは何なのか、経営とは
 何なのか考えさせられます。


■コスト削減のために、
 社会人野球チーム廃止を主張する
 古参の専務。


 創業者であり、
 社会人野球チームを立ち上げた
 実力会長。


 コンサルタントから社長となった
 ロジック社長が会社経営に
 悩むわけです。


■経営者というものは、
 答えのない世界だということが
 わかりました。


 答えがないからこそ、
 経営なのでしょう。


 池井戸さん、
 良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・アマチュア以上プロ未満。かろうじて会社の広告塔としての存在基にしがみつき、必死に野球を続けている。厳しいが、それが社会人野球の現実なのである(p52)


・社長になったいま向き合っているのは、生身のヒトである・・その彼らの人生を、自分は預かっている。だが、どうしろというのだ(p66)


・「ただ、新しいビジネスが生まれない以上、コストは極限まで削って行くしかないかと。・・「そうだな」グラウンドを凝視したまま、青島は言う。「しかし、会社だけ利益を上げればそれでいいのかな」・・いまこの会社の社員として働くことに、夢があるだろうか。彼らに夢や幸せを与えてやるのもまた経営者の仕事だと思うんだが(p197)


・野球で一番おもしろいといわれているスコアがいくつか、知ってるか」・・「さあ、私はあまり野球には詳しくないので。三対二ぐらいの試合でしょうか」「八対七だ」青島は答えた。「フランクリン・ルーズベルト大統領が、もっともおもしろいスコアだといったというのがそもそもの起源でね。ルーズベルト・ゲームだ(p260)


▼引用は、この本からです
ルーズヴェルト・ゲーム (講談社文庫)
ルーズヴェルト・ゲーム (講談社文庫)
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池井戸 潤
講談社 (2014-03-14)
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【私の評価】★★★☆☆(74点)



著者紹介

 池井戸 潤(いけいど じゅん)・・・1963年生まれ。三菱銀行勤務を経て、「果つる底なき」で江戸川乱歩賞受賞。著書多数。


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