「楽しい人生を生きる宇宙法則」小林 正観
2011/11/05公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★★(92点)
要約と感想レビュー
■先日、小林 正観さんが亡くなりました。
小林さんが本や講演会で伝えていたことは、
感謝、笑顔、掃除、ありがとう、です。
何があってもありがとう。
何事にも感謝。
世の中には、問題はないのです。
・相手を変えようとか、自分の目の前の現象を変えようとか思っているうちは、問題は解決しません。宇宙にはもともと問題は無いからです。・・「私」が問題だ問題だと言っているだけ(p124)
■問題はない、と言われても、
わかったようで、わからない。
例えば会社で管理職として、部下に対して、
「給料分くらい働いてもらわないと困る」
「どうしてこんなことができないんだろう」
「もっと自発的に仕事ができないものか」
と不満を持っている人も
いると思います。
試しに、「ありがとう」と
感謝してみましょう。
どうなるのでしょうか。
・「がんばれ」から「ありがとう」・・・「小林さんのいうとおりに成績が良くても悪くても、営業部員にただありがとう、と言っていたら、 なんの苦労もなく売り上げが上がった・・」(p149)
■すべては、自分のあり方が、
結果を生んでいるのです。
それをどうこう言っても
他人や部下は変わらない。
何かを変えたかったら
自分がどう変わるのか。
それが問題なのです。
・自分が太陽になる・・・夫と子供を変えようと思っていたときは、二十年かけても笑顔にならず、100%暗かったのです・・・自分がどう生きるかだけに徹する。(p84)
■すごいけどシンプルで
分かりやすいことが書いてある本です。
それがわかるのか、
わからないのか。
わかった人にだけわかるのが
宇宙法則なのでしょう。
小林さん、
良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・「倒産する会社は、庭や駐車場がゴミで汚れている」・・・なぜ?わかりません。(p1)
・"なぜか売れる商品"というのを見ていくと、その商品に携わった人全員が、喜びと感謝の心に満ちて作っている(p140)
・金持ちの家のトイレは、必ずふたが閉まっていた(p163)
・「ありがとう」を二万5000回言ってると、多くの例では突然に涙が出てきます(p187)
・不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句を言わなくなると、三ヶ月から六ヶ月くらいして、突然に頼まれごとが始まります(p32)
・頼まれごとが始まったら、ただひたすらやっていく。・・・そうすると自分自身がある方向のもとに、使われているということに気がつきます。 "使われる命"それが、使命、天命(p36)
・相手を変える必要はない(p58)
・今のあなたに、今の夫がちょうどいい・・・
今のあなたに、今の親がちょうどいい。
今のあなたに、今の子供がちょうどいい・・・
今のあなたに、今の仕事がちょうどいい・・・
死ぬ日もあなたにちょうどいい。
すべてが、あなたにちょうどいい。(p74)
・自分で自分を好きになる・・・たとえば、会社に三十分早く行く。そのときに自分のお金でバラを一本買って行って飾る。人の机でなく、自分の机でいいのです。・・トイレ掃除も有効です。(p132)
【私の評価】★★★★★(92点)
著者経歴
小林 正観(こばやし せいかん)・・・1948年生まれ。2011年没。東京都江東区深川出身。中央大学法学部卒業。心理学研究家。講演で全国を飛び回っていた。
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