「笑顔で光って輝いて」小林正観
2011/04/17公開 更新本のソムリエ [PR]
Tweet
【私の評価】★★★☆☆(77点)
要約と感想レビュー
■小林正観さんの教えは、
いつも同じなのですが、
良い言葉を口にしましょうね、
ということです。
常に愚痴を言っている人よりは、
ニコニコ楽しそうにしている人のほうが、
よさそうですよね。
そうした人が神様から
祝福されるのです。
・脳腫瘍であと三ヶ月と宣告されましたが、どうしたらいいでしょうか・・・いつでも笑顔を振りまいて、・・・「嬉しい」「楽しい」「幸せ」「愛してる」「大好き」「ありがとう」「ついてる」(p60)
■でも、こんな状況ではニコニコできないよ、
ということがあると思います。
家が流された人もいるでしょう。
内定を取り消された人もいるでしょう。
断水している人もいるでしょう。
(オレか)
家が流された・・家を新しくできる。
内定を取り消された・・就職前でよかった
断水している・・水のありがたみがわかった
そうした状況の受け取り方で
人間の差が出るということです。
・初級・・嬉しい楽しいと思う現象について、感謝ができる
中級・・あたりまえと思う現象について、感謝ができる
上級・・不幸と思う現象について、感謝ができる(p50)
■そういう意味では、
人間というものは「考え方」を変えることで、
すっかり人生を変えることのできる
可能性を持った動物なのかもしれません。
まだの方は、
この本をきっかけに
ちょっとだけ「考え方」を
変えてみてはどうでしょうか。
小林さん、
良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・神社仏閣はお願いごとをするところではなく、自分がいかに恵まれていてありがたいかを伝えるために、「ありがとう」とお礼を言いにいくところです(p62)
・ドイツで生まれた、ゲーテという詩人がいます・・・彼は、人間観察をし続けた結果として「人の最大の罪は不機嫌」と書き残しました(p260)
・「皆さん、待っていてくださってありがとう」・・・主催者の方は「皆さんお待たせしてすみません」と謝ると思っていたそうです・・・(p109)
・人生の後半は、物ではなくて「人」。・・よい友人が手に入ったら、これからの人生がとても楽しいものになっていきます。(p93)
・お釈迦様は、このように言いました。「・・・よき仲間を得るということは、闇の中で迷ったときに、手を引いてくれる 友人がいる。闇を照らしてくれる友人がいる。それをよき仲間と言う」(p92)
【私の評価】★★★☆☆(77点)
著者経歴
小林 正観(こばやし せいかん)・・・1948年生まれ。2011年没。東京都江東区深川出身。中央大学法学部卒業。心理学研究家。講演で全国を飛び回っていた。
読んでいただきありがとうございました!
この記事が参考になった方は、クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓
人気ブログランキングに投票する
メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」 50,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。 >>バックナンバー |
配信には『まぐまぐ』を使用しております。 |
お気に入りに追加|本のソムリエ公式サイト|
本には人生を豊かにするエネルギーがあります。
小林正観さんの本は何冊も読んでいますが、
ご紹介の会った本はまだだと思いますまで、
早速手配させいただきました。
良書に巡り合えるということは
人生において本当に幸せなことだと
感じています。
そのヒントがこのメルマガだと思います。
ありがとうございます。