「人たらしの流儀」佐藤 優
2011/08/09公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(77点)
■諜報の世界に生きた佐藤 優さんに聞く
人間関係構築の技術です。
恋人から仕事まで、
どうやって信頼関係を築くのか、
人たらし入門というところでしょうか。
・ホステスがよく言うのは、誉めるところがまったくない男がきたら、「いいネクタイね」とネクタイを誉めろと。大切なのは、嘘をつかないことです。(p24)
■諜報の世界でも、
人間関係の基本は同じようです。
人の話を聞く。
オウム返しで相槌をうつ。
話の引き出しを持っておく。
ウソはつかない。
そして、
嫌われない配慮が必要ですが、
侮られてもいけないということです。
・自分自身が、ある怖さを持たなければダメです。・・・・もし、相手から無礼なことをされたら、大暴れしないといけません。毎回やるのは変人ですが、二十回に一回ぐらいなら大丈夫でしょう(p162)
■佐藤 優、入門書というところでしょうか。
気軽に読んでください。
佐藤さん、
良い本をありがとうございました。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・相手が話さない場合は、こちらからバカ話をする。どんなバカ話をするかは、自分で幾つかの引き出しを持たなくてはいけませんね・・・いくつかの小説を読んでおくようにすることです(p53)
・付き合い方は考えなくていいけど、気をつけることは、恨みを買わないことです。誰であれ仕事相手には丁寧に接することが大切です(p161)
・新聞の束だけバサッわたされたら、それはインフォメーション。ところが、新聞記事の中に付箋が付けられていたり、ラインマーカーでチェックが入っていたりしていたら、それはインテリジェンスになります(p13)
・新聞の購読方法・・・東京で生活しているのなら、朝日と産経です・・・両極をおさえておくことが重要です・・・英語ができるのならば、ヘラルド・トリビューン誌をお薦めします(p86)
【私の評価】★★★☆☆(77点)
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