【書評】「とにかく「伝わる」伝え方図鑑」大岩俊之
2026/03/06公開 更新
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【私の評価】★★★☆☆(78点)
要約と感想レビュー
まさに伝え方図鑑
1項目を見開き2ページで説明していく形で、確かに「伝え方図鑑」だ!という内容の一冊でした。前半は心理学やNLPから紹介し、後半は伝え方のフレームワークが多い印象でした。
人間関係をよくする技術では、人は自分と似ている人に心を許す「共通点の法則」や「オウム返し」(バックトラッキング)は、誰もが無意識にやっていることではないでしょうか。
また、一緒に食事をすると相手に好印象を与えることができるというのも、人間関係の王道であり、お酒が飲めなくてもセミナー後の懇親会には参加すべきなのです。
事実のオウム返しは話を聞いている合図・・バックトラッキングとは「オウム返し」のことです(p27)
営業マン向けの心理学
接触を多くするというのも、営業マンの常識ではないでしょうか。
例えば、7回情報に触れさせる、7回会うことができれば、お客様は商品を手に取るようになると言われているのです。
メニューが特上、上、並と3種類が多いのも、選択肢は多くない方が選びやすいとわかっているからで、心理学からの結論なのです。
営業マンなら良い面と悪い面の両方を示すのも、心理学の応用です。あえて悪い面を伝えることで、お客様の信頼が得られるのです。
悪い面を伝えることで説得力が増す・・両面提示の法則(p35)
話のフレームワーク
仕事で報連相をするなら、CRF法がいいでしょう。C「結論(Conclusion)」R「理由(Reason)」F「事実(Fact)」という流れでです。
仕事で説明をするなら、PREP法がいいでしょう。P「主張(Point)」R「理由(Reason)」E「具体例(Example)」P「主張(Point)」という流れです。
目標達成のためのコーチングなら、GROWモデルがいいでしょう。G[ゴール(Goal)」R「現状の把握(Reality)」O「行動の選択(Options)」W「実行の決断(Will)」という流れです。
実は私は図鑑形式が嫌いなのだとわかりました。わかりやすいのですが、それだけなのです。
大岩さん、良い本をありがとうございました。
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この本で私が共感した名言
・全体像を示してから説明に入る(p82)
・自己主張をするときは相手を尊重しながら・・「明日までの仕事があります。そのあとに着手してもよろしいですか?」(p16)
・「言った」「言わない」の問題を防ぐためには、文字に残すことが基本です。人とのやりとりでは立場の弱い者が損をします(p129)
・中途入社した社員がすぐに辞めてしまう環境というのは、心理的安全性がないケースがほとんどです(p153)
▼引用は、この本からです

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大岩俊之 (著)、ぱる出版
【私の評価】★★★☆☆(78点)
目次
第1章 断り方・誘い方・謝罪編
第2章 重要性アピール編
第3章 説得・交渉編
第4章 説明・プレゼン編
第5章 初対面編
第6章 部下の伝え方編
第7章 上司の伝え方編
第8章 メール・文章編
第9章 オンライン会議編
第10章 SNS編
著者経歴
大岩俊之(おおいわ としゆき)・・・セミナー講師/ロールジョブ代表。名古屋大学大学院教育発達科学研究科卒。現在は、消費者心理学を研究。どの会社でも、必ず前年比150%以上の営業数字を達成。200人中1位の売上実績を持つ。産業カウンセリング、キャリアカウンセリング、NLP、コーチングなどを学び、人の心理を考えた「伝え方」を研究、実践したことで、営業、コミュニケーション、リーダーシップ、プレゼンなどの「呼ばれる講師」として、年間100日以上登壇する講師となることができた。これまで、13,000人以上に指導してきた実績を持つ。伝え方プレゼンスクールを主催し、経営者、エンジニア、セミナー講師などに指導。コンサル会社、新聞社などの講師にも、講師力アップ養成講座を行っている。
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