「副島隆彦の今こそ金を買う」副島 隆彦

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副島隆彦の今こそ金を買う

【私の評価】★★★☆☆(73点)


■現在、金の価格が1オンス1600ドル以上まで
 上昇しています。


 そして、この本の「今」とは、
 なんと2008年。


 3年前に現在の金価格の上昇を
 予想した本なのです。


・ヨーロッパ各国で、人々がコインを買いに殺到している・・・
 だから欧州各国の金ショップでの金貨は売り切れている・・・
 インターネット上では1オンス金貨が
 1100ドル~1200ドルしている(p42)


■2007年に金は1オンス1000ドルを突破しながらも
 2008年に一時、暴落しています。


 著者は、この金の暴落時に、
 これはドル防衛のための作為的なものと断定し、
 将来ドルの信用が低下するにしたがい、
 金の価格は上がると予測しているわけです。


 ドルとユーロの信用が
 揺らいでいる現在、
 膨大なお金が行き場を失って、
 あちこち徘徊している
 といったところなのでしょうか。


 いちばん強いのは、
 何も持っていない人
 なのかもしれません。


・ペーパーマネー(お札、株券、証券、国債など)は、
 やがて紙くずになる・・・
 私たち庶民は大切な個人資産を、実体を伴った鉱物資源
 などの実物資産に移し換えなければならない(p6)


■今なら何でもいえるのでしょうが、
 3年前に指摘しているところが、
 すごいと思いました。


 私は資産がそれほどありませんので、
 非常用に金貨を持っているくらいですが、
 もう少し買っておけばなあ。


 いずれにしろ、
 コモディティ(商品)相場は
 上下が激しいので、自己責任でお願いいたします。


 副島(そえじま)さん、
 良い本をありがとうございました。


━━━━━━━━━━━━━━━━━


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・金貨よりも、あくまで金地金(金の延べ板)がいい。
 金貨は、日本国内ではほとんど知られていない
 外国の貨幣である。だから、将来、売りに行って
 業者に買い取ってもらう時に、どうしても足元を
 見られる(p50)


・金は、これらの商品先物業者から
 「現物引き受け」(「現受け」あるいは「現引き」)
 というかたちで買えばよい。・・・
 日本でいちばん安く金を買う方法だ(p18)


・「金ETF」・・・東証は「金の現物と交換できる」
 としている。しかし、現物の受け渡しは、実際には
 なんとアメリカでしか行なえない。
 お客をバカにした話である。(p40)


・金との対比で、銀の隠された重要性も見直されなければ
 ならない・・・さらに言うと、銀と並んで注目していい
 貴金属はプラチナである(p74)


・世界中の金鉱山からあらたに産出される
 年間2500トンの新産金だけでは、すでに
 世界全体の金の総需要量を賄うことができなくなっている(p82)


・コモディティ・バスケット通貨体制・・・
 金以外の他の貴金属や石油、天然ガス、
 レアメタル(稀少金属)や穀物(農産物)までを
 含めた多品目の実物を担保にする通貨体制のこと(p88)


副島隆彦の今こそ金を買う
副島 隆彦
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【私の評価】★★★☆☆(73点)



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