「一瞬で相手をオトす洗脳術 禁断の「一目ぼれ」テクニック」苫米地 英人
2010/11/12公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(71点)
要約と感想レビュー
心理学者の視点から、人をコントロールするコツを教えてくれる一冊です。まず、リラックスすること。そのためには、複式呼吸が大切なようです。天風さんの呼吸法を紹介しています。吸うより吐くことを意識します。
・「逆複式呼吸」・・・ポイントは、可能な限り長く吐き、体を可能な限り緩める」(p34)
そして、視線。「人の目を見て話せ」と言われますが、相手の目を見て話せるということは、それだけ余裕があることになり、相手を圧倒しやすくなるのでしょう。
相手の右目を見たり、左目を見たり、焦点を手前にしたり、後ろにしたりして、相手の目を見続けることを推奨しています。
・相手の目を見ることによって、相手の目を動かすのです・・・相手にとっては、自分の顔を見ているようだが、実際にはどこを見ているかわからない(p78)
その他にも親近感を得る最も簡単な方法として、接待ゴルフや食事を紹介しており、かなり気楽に作った一冊のようです。読むほうも気軽に読めますので、書店などで眺めてみてください。
苫米地さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・1対1ならば、まずは相手と呼吸を合わせましょう。(p37)
・過去のシーンを思い出そうとすると、人の視点は必ず上を向きます。視点が下を向くのは、思考を伴っているという現れです。(p72)
▼引用は下記の書籍からです。
マキノ出版
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【私の評価】★★★☆☆(71点)
目次
聴くだけで変性意識が起こる!「リラクセーションCD」の使い方
「内部表現」とは何か?
心は伝播する
宇宙を整理することは自我を整理すること
デヴィッド・リンチの異様な臨場感
徹底的にリラックスする
呼吸のリズムで臨場感空間を共有
共有空間の支配者となる
親近感を得る最も簡単な方法
基本はデジャヴ現象
言語を使用せずに行う
すべては空である
意味は状況の中にある
トラウマ治療の技術を応用
うそは目に現れる
オウムに最も恐れられた「目」
瞳が振動を始める
人間関係に無敵になる
著者経歴
苫米地 英人(とまべち ひでと)・・・1959年生まれ。三菱地所を経て、イェール大学大学院に留学。人工知能の父といわれるロジャー・シャンクに学ぶ。同認知科学研究所、同人口知能研究所を経て、カーネギーメロン大学大学院で音声通訳システムを開発。徳島大学助教授、ジャストシステム基礎研究所所長などを歴任。ドクター苫米地ワークス代表。コグニティブリサーチラボCEO。
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