「ダメ部下を再生させる上司の技術」高城 幸司
2009/10/28公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(78点)
要約と感想レビュー
部下を再生させるというよりも、上司としてのランクアップを目指した一冊です。部下のタイプ別に対処法をまとめているのが親切なところでしょう。
不平不満ばかりの部下。なぜか金髪で服装がカジュアルな部下。「ほうれんそう」をしない部下。頭が痛くなりますが、やはりはっきり理由を説明して、変えることが部下自身のためであると、納得させてあげる必要があるようです。
・一人ひとりの振る舞いが会社の印象を作るんだよ。君も一社員として身なりもきちんと整えてほしいな」あるいは"身なりを整えることは成功のための自己投資である"とアドバイスする(p121)
部下が正すべきことははっきり言う、そしてまた良いところは探してほめてあげる。実際には、わかっていても、それを実行することが難しいのでしょう。年功序列の日本では、いずれは通らなくてはならなない道だと思います。
部下を持ったら読んでみてください。本の評価としては★3つとしました。
この本で私が共感した名言
・まず「『ほうれんそう』は会社が求める義務。それができない部下を私は評価しない」と伝えたうえで・・・部下の責任をとるのは上司の仕事だ。だからこそ、現場の出来事や状況をできるだけ把握したいんだ(p147)
・結果が出せなかったことに対して「厳しく対応する」・・・安心しきっている部下の気持ちに喝を入れるのです。・・・「君の力はここで終わるようなものではないはずだよ」(p77)
・売られたケンカは買わない。これに尽きます。(p104)
▼引用は、この本からです。
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【私の評価】★★★☆☆(78点)
著者経歴
高城 幸司(たかぎ こうじ)・・・1964年生まれ。1986年リクルート入社。情報通信関連の営業で6年間トップセールス賞を受賞。1996年新規事業を提案して『アントレ』創刊に関わる。2000年事業部長、『アントレ』編集長を経て2005年独立。セレブレイン代表取締役。
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