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「味方をふやす技術―[よのなか]の歩き方〈3〉」藤原 和博

2009/05/21公開 更新
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味方をふやす技術―[よのなか]の歩き方〈3〉 ちくま文庫


【私の評価】★★★☆☆(72点)


要約と感想レビュー

■世の中は結局、人で作られていますので、
 生きるということは、
 人とかかわっていくということです。


 この本では、リクルートでの仕事で成果を出し、
 さらには第二の人生として教育者として活躍している
 藤原さんが、世の中、つまり人との付き合い方を考える
 きっかけを与えてくれる一冊です。


■エッセー風のまとめでとりとめがありませんが、
 私には人と心を通わせるためのちょっとした
 アイデアが気になりました。


 たとえば、グループで自己紹介するなら
 「自分がどこからどこへ行く人間なのかわかるように、
 3分以上でしてください」と言うとか、


 年賀状は肉筆入りのものだけに
 返信するとか。


■まあ、藤原さんは変わった人なのですが、
 勇気ある変わった人だと思いました。


 頭の良い人ですから「嫌われる」リスクを
 十分理解したうえでやっているわけです。


■藤原さんの著書はかなり読んでいますが、
 楽しいし、間違いがありません。


 もし、勇気があれば、参考にしてみるのも 
 良いのではないでしょうか。
 本の評価としては★3つとしました。
 

この本で私が共感した名言

・多くの面接官は・・・学生のときや前の会社での体験で、「どんなことに失敗したか。それはなぜ失敗したか。そこから何を学んだか」をきっちり語ってくれる応募者に好感を持つ。(p20)


・上司にもおべっかを使わない。他人に媚びていると「自分」が遠のいていく。そのようにしていると、きっと嫌われる。・・・しかし、嫌われなければいけない。そうでもしないと、自分の時間はつくれないし、孤独になる空間も持てない。(p42)


▼引用は、この本からです。


【私の評価】★★★☆☆(72点)



著者経歴

 藤原 和博(ふじわら かずひろ)・・・1955年生まれ。リクルート入社。東京営業統括部長、新規事業担当部長などを歴任。1996年に同社フェロー。2003年東京都で民間人初の公立中学校長となる。


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