「年上の部下を持つ上司たちへ」高城 幸司
2009/04/11公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(75点)
要約と感想レビュー
リクルートにおいて、4年連続トップセールス。そして若くして営業部長、事業部長を歴任した著者が教えてくれる年上部下を持つ上司の心得です。
やはり部長に抜擢された当初は、著者も年上部下には、気を使っていたようです。というよりも、びびっていた。ただ、仕事をしていくなかで、必ず、誰もやりたがらない仕事を指示しなくてはならないときが来ます。最終的には、腹をくくって部下に指示するしかないというのが、結論のようです。
・最初、私は先輩部下に「こうしていただけると、うれしいんですが・・・」といったお願いの仕方をしていた。・・びびっていたのかもしれない。・・「どう思われようと正しいと思うことをすべきだ」と、腹をくくったらラクになった(p133)
上司は、上司という役割を全うしなければならないという当たり前のことを当たり前に行うのが難しいんですよね。その地位となれば、誰もが通る道ということで、★3つとしました。
この本で私が共感した名言
・私は仕事について、いつもこう思っている。「お金をもらっているにしては楽しい」(p22)
・ベテラン・・・あえてある程度の負荷をかけたものにする・・・なかには「俺は、そんなのはイヤだよ」などと反発する部下がいるかもしれないが、いったん決めた要求は引っ込めず、毅然と「お願いします」と上司の役割に徹することだ(p163)
・会社のために、上司のために、部下のために、何かを「しなければならない」そう思った瞬間に、その時間は切り売りになる。しかし、何かを「したい」と思えば、すべては自分のための時間になる。(p14)
▼引用は、この本からです。
【私の評価】★★★☆☆(75点)
著者経歴
高城 幸司(たかぎ こうじ)・・・1964年生まれ。コンサルタント。株式会社セレブレイン代表取締役社長。同志社大学卒業後、リクルート入社。6年間連続トップセールス。日本初の独立/起業の情報誌「アントレ」の立ち上げに関わり、2000年事業部長、編集長。2005年リクルート社を退職。人事コンサルティング会社を始め3社の会社を経営。
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