「リーダーの帝王学」伊藤肇
2004/08/16公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(69点)
要約と感想レビュー
●雑誌「財界」の編集長だった伊藤肇さんの本は、
職業柄、人から教えてもらったことと、
本から学んだことで構成されています。
自分で会社を経営しているわけではなく、
成功している経営者から見聞きしたことだけで、
これだけの本をかけるのです。
いかに、人と逢うことと、本を読むことが
人生のための知恵を学ぶために重要であるかが
わかります。
・「つまらぬ本を百冊読むよりはすぐれた本を百回読むほうが、遥かに為になる」とはアランの名言だが、小泉信三は「百冊の本を読むよりは百人の人間に逢え」と説いている。もちろん、すぐれた「百人の人間」である。(p186)
●確かに本から学ぶよりも、
優れた人に会ったほうが良いのでしょう。
でもどうすればすぐれた人間、
すぐれた本を探すことができるのか。
その答えとして、このサイトや
メールマガジンが皆様に
少しでも役立てれば幸いです。
・「人間の教養は読書と体験によって養われる」(夏目漱石)(p161)
●すぐれた人間と出会う体験については、
今後、私も悩まなくてはならない
テーマのようです。
できるだけすぐれた人と会うと
自分で心にとめることから
はじめてみたいと思います。
この本で私が共感した名言
・名鉄百貨店会長の長尾芳郎に会った時、「人生、確実なものは何一つないが、死だけは間違いなくやってくる。しかも、その死は、本人にとっては早すぎるか、遅すぎるかのどちらかだが、一生はちゃんとケリがついて、そこにある。こう悟った時に、死ぬまでの一日一日を宝玉のように惜しみたくなり、いまは気にもとめなかった『一日一生』の言葉の重みがずんと骨身にこたえた」(p133)
【私の評価】★★☆☆☆(69点)
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