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ジャニー喜多川のセクハラ「光GENJIへ―元フォーリーブス北公次の禁断の半生記」北 公次

2022/11/20公開 更新
本のソムリエ
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「光GENJIへ―元フォーリーブス北公次の禁断の半生記」北 公次


【私の評価】★★☆☆☆(61点)


要約と感想レビュー

ジャニー喜多川の恋人

1966年生まれの本のソムリエにとって、フォーリーブスって何?という感じですが、ジャニーズ喜多川氏による性加害を調査する中で手にした一冊です。著者はジャニー喜多川にスカウトされ、1966年にジャニーズ事務所のタレントとして芸能界デにビューしました。 著者は最初から、ジャニー喜多川とホモ行為を強制されていたという。毎晩、著者とジャニー喜多川は性交していたのです。


ジャニーズ事務所には、そうしたジャニー喜多川からのセクハラが嫌で辞めていったタレントもいたようです。郷ひろみがジャニーズを離れたのも、ジャニー喜多川からの性被害が影響したと、この本でもほのめかしています。しかし、著者はアイドルでいるために、いやだいやだと思っていても、夜の関係はやめなかったという。ジャニー喜多川は、著者が若い女の子と口をきいたりするといつも夜に嫉妬めいた口調で責めてきたというのですから、実質的な恋人関係だったのです。


・ジャニーさんは、いつの間にかおれのパジャマを脱がせていき、舌で細いからだをなめまわしていく・・・手で勃起したペニスをしごき続ける(p102)


覚醒剤と性欲の奴隷

そうしたジャニー喜多川との同棲生活が影響したのかどうかわかりませんが、著者はホステスから覚醒剤を射たれたことをきかっけに、覚醒剤を常習者となってしまいました。アメリカへ留学したのも、覚醒剤から逃げるためでしたが、結局覚醒剤を辞めることはできず、逮捕されることになったのです。


芸能界には闇があると思っていましたが、著者は覚醒剤と性欲の奴隷となっていたのです。ジャニーズ事務所のタレントは素晴らしいと思いますが、こうした闇があると思うと複雑な気持ちになります。もう少し暴露本調査を進めます。


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この本で私が共感した名言

・水商売の女と関係をもったり・・・口の固いファンの女の子をマネージャーがセッティングしてホテルで抱かせたり、それがアイドルタレントたちの欲望処理だった(p137)


・ジャニーさん自身がホモの男を嫌っていた・・・元気で少年っぽい10代の男の子が大好きだった(p147)


▼引用は、この本からです
「光GENJIへ―元フォーリーブス北公次の禁断の半生記」北 公次


【私の評価】★★☆☆☆(61点)


目次

序章 光GENJIに俺を見た
第1章 ジャニーさんとの出会い
第2章 フォーリーブス全盛期
第3章 北公次は今一度復活する!



著者経歴

北 公次(きた こうじ)・・・本名:松下公次、1949年- 2012年。和歌山県田辺市出身の歌手。1970年代を代表する男性アイドルグループ「フォーリーブス」のリーダーとして活躍した。63歳没。


ジャニー喜多川関係書籍

SMAPへ―そして、すべてのジャニーズタレントへ」木山 将吾
「光GENJIへ―元フォーリーブス北公次の禁断の半生記」北 公次
ジャニーズのすべて 少年愛の館」平本 淳也
二丁目のジャニーズ最終戦争篇」原 吾一


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