「リーダーの帝王学〈3〉個性的経営者の箴言」伊藤肇
2004/06/21公開 更新本のソムリエ [PR]
Tweet
【私の評価】★★★☆☆(77点)
要約と感想レビュー
●かなり古い本でしたが、
社長の言葉を選んでいるだけあって、
なかなか深い言葉がありました。
その知恵を知るためには
経験が必要だと思いますが、
人の人生には限りがあります。
こうした本を読んで、
より短時間に真理を知る必要が
あるのでしょう。
ぜひ中古を探して読んでいただきたい
と思います。
この本で私が共感した名言
・欠伸(あくび)が出るほど長い間、ものを見つめていることですよ。そうすると、今まで見えてなかったものが見えてくる。いままでになかったような心が動いてくる。(高浜虚子)
<現場でずーっとものを見ていると、確かに初めは気づかなかったことに気づくことがあります。不思議ですね。>
・自分がこの世に生きる理由を、自分自身で作りながら生きてゆくのである(岡野喜一郎)
<人が生きがいを与えてくれることはありません。自分で創り出したからこそ生きがいです。>
・一致の次善をとるか、不一致の最善をとるか。そこが経営者のわかれるところである。(瀬島龍三)
<そこはバランスなんでしょうね>
・「有名になる」ことは、その人間が単純化され、濫用されることである。
<有名にはならないほうがよい、と思うのですが>
・社長は細部を指揮してはならぬが、細部を理解していなくてはならぬ。(大橋武夫)
<これは大切ですね。本当に難しい>
・自分が企業にとって必要だ、と思った瞬間から、企業ではその男を必要としない(カーネギー)
<驕りの気持ちが芽生えた瞬間に人は落ちていくようです。恐ろしい、恐ろしい>
・最大の説得力は実践だ(土光敏夫)
<カルロス・ゴーンは、これまでコミットメントを達成してきました。達成しなければ、辞めるでしょう。だからこそ、達成してきたともいえます。>
竹井出版
売り上げランキング: 141,857
【私の評価】★★★☆☆(77点)
著者経歴
伊藤肇(いとう はじめ)・・・1926年名古屋生まれ。旧満州国立建国大学七期生。中部経済新聞記者。雑誌『財界』副主幹を経て評論家となる。1980年逝去。
読んでいただきありがとうございました!
この記事が参考になった方は、クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓
人気ブログランキングに投票する
メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」 18,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。 >>バックナンバー |
配信には『まぐまぐ』を使用しております。 |
お気に入りに追加|本のソムリエ公式サイト|発行者の日記
コメントする