「大前家の子育て」大前 研一

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「一生食べていける力」がつく 大前家の子育て (PHP文庫)

【私の評価】★★★☆☆(79点)


■大前 研一さんの子育てです。


 勉強しろ!とは言ったことがないそうですが、
 「スロバキアについて話してみてくれ」
 と言ったことはあったとのこと。


 子育てと部下育成と似ているといいますが、
 家でも、課題を出すのですね。


・わが家では食事のときに毎回テーマを決めて
 みんなで話し合うということをやっていました。
 たとえば、その日の新聞にスロバキアの記事があったら、
 「誰かスロバキアについて知っていることを
 話してみてくれ」と家族に聞いてみます(p12)


■大前 研一さん本人は、高校には
 あまり行かなかったようです。


 学校に行かず、クラリネットを吹きながら、
 家で勉強して早稲田大学に入った。


 やりたければ自分で勉強して、
 やればできる人だったのですね。


 人から言われてやるタイプでは、
 なかったようです。


・これからはパソコンによって、覚える必要が
 なくなってくる
・・・そのような時代に、
 何でもかんでも覚え込んでいくことは、
 結局そう得をしません・・
 子供の宿題を見ると腹が立つ(p62)


■私としてはあまり違和感のない一冊でした。


 違う点があるとすれば、
 家でも職場でも自分のスタイルを
 強制するところでしょうか。


 私には、そこまでの強引さがないのです。


 ただ、自分の人生と考えれば、
 もっと自分らしさを出してもいいのかも、と
 感じました。


 大前さん、
 良い本をありがとうございました。


─────────────────────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・マネー・リテラシーを高めるためには、・・・
 四人家族で余裕資金40万円あったら、
 家族一人ひとりに10万円ずつ分配し、
 一年間の運用益を競うのです(p16)


・私が感心したのは、『シムシティー』・・・
 私がやってみたら、人口が16万人以上になると
 どうしても都市が機能しなくなってしまいました・・
 あちらを立てればこちらは立たずという難問を
 どうさばくか・・これがゲームのポイント(p71)


・あれだけずぼらに育てて、
 日本の学校に合わなかった息子が、
 「何でもパーフェクトにやりすぎる」
 とアメリカで通信簿に書かれて、
 ぼくは、ずっこけた。(p94)


・公園に連れていくと、「外人、外人」と言って
 遊んでいる子供たちが騒ぎたてる・・・
 フランスでもアメリカでも、
 彼らはそんな経験をしたことがありません。
 外人呼ばわりなど絶対やめるべきです(p153)


・三十代の人たちが心に刻んでおくべきことは、
 人間というのは自分が設計した人生を自分らしく
 生きられる
ということです・・・(p192)


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【私の評価】★★★☆☆(79点)


■目次

1 愛情は時間ではかれる
2 料理もラマーズ法も
3 息子たちはベストフレンド
4 「カリカリおやじ」と「ほのぼの息子」
5 暗記するほどバカになる
6 「勉強するよりゲームをやれ」
7 人生は「ファイナルファンタジー」
8 子供の得意ワザを見つける
9 息子が出した退学届
10 アメリカ発、息子の通信簿 他


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