「新人OLひなたと学ぶ どんな会社でも評価されるトヨタのPDCA」原 マサヒコ


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【私の評価】★★★★☆(81点)
要約と感想レビュー
■トヨタ販売店の新入社員とともに
トヨタ式の仕事を学ぶ一冊です。
著者が実際に神奈川トヨタで
社員として学んだことなので、
リアルです。
非常識な目標を立てる・・
とにかくやってみる・・
ベンチマークする・・
仕事の王道ですね。
・いくらプランを立てるからといっても、
数字ばかりを追いかけちゃダメだよ。
何かをする時は、『なんのためにやるのか』
を忘れちゃいけない。(p56)
■こうしたことは、
個人で知っている人は多いと思いますが、
組織として教えているのがすごい。
教えるために「視える化」「にんべんを足す」
「2段階、高い視点で考えろ」といった
わかりやすいコトバを作っていることもすごい。
小さな組織にも、
そうしたトヨタ式が浸透しているのが
すごいです。
・動くんじゃなくて、働く・・・
働くってのは『にんべんを足す』、
つまり人間としての知恵や行動を足して
対応しろってことだよ(p166)
■教育も改善が必要だと感じました。
改善を続けていけば、
組織として教えていく仕組みが
できるのでしょう。
改善、改善、改善・・
終わりがないのですね。
原さん、
良い本をありがとうございました。
この本で私が共感したところ
・「視える化」・・・まずは仕事のたな卸しとして、自分が日々やっていることを書き出すことから始めるんだ(p20)
・逆らわず、従わず・・・ただ、なんでもかんでも言われた通りにしていては、キミの存在価値はない。もっといい方法があるという判断ができれば、時には従わなくても構わない(p104)
・『巧遅より拙速』で動いたお前の功績は大きい。よくやったな。(p196)
・組織の離れ小島を作っちゃいけないんだよ。単独行動をさせてしまうと、改善点もわからないし効果測定もできない。チームで連携して動かなければいけないんだ。それをみんなわかってて、率先して手伝ってくれたってことだろう(p196)
・非常識な目標を立てる・・・1+5を、今度は「60にできないか?」「70にできないか?」・・と考えていくのです(p223)
・評論家はいらない・・・トヨタには昔から「反対するなら代案を出せ」という言葉があります(p230)
・2段階、高い視点で考えろ・・・「自分が課長だったらどうするか」「自分が部長だったらどうするか」という視点でものごとを見ていく(p230)
▼引用は下記の書籍からです。
あさ出版
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【私の評価】★★★★☆(81点)
目次
Proiogue 今のキミには、PDCAが足りない
Chapter1〈PLAN〉計画も立てずに、給料が上がると思ってない?
Chapter2〈DO〉実行しなければ、キミは変われるワケがない
Chapter3〈CHECK〉自分を正しく評価できれば、会社からも評価される
Chapter4〈ACTION〉カイゼンを続けていけば、ヒナ鳥だって世界ではばたける
よくわかる! 解説 「トヨタのPDCA」は、なぜ強い社員・強い組織を作るのか?
著者紹介
原 マサヒコ・・・プラスドライブ株式会社 代表取締役。1996年神奈川トヨタ自動車株式会社にメカニックとして入社。トヨタ技能オリンピックで最年少優勝。「アイデアツールコンテスト」でも2年連続全国大会出場。デルコンピュータに転職し「5年連続顧客満足度No.1」に貢献。現在はWEBマーケティング会社の代表。
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