「トヨタで学んだ自分を変える時短術」原マサヒコ


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【私の評価】★★★☆☆(79点)
要約と感想レビュー
■トヨタで著者が学んだ
トヨタ流ライフハック仕事術です。
いかに効率的に
成果を出していくのか。
そのために
細かいカイゼンを積み重ね、
有効な時間を増やし、
ムダを減らしていきます。
ちょっとした動作も、
パソコンの短縮キー入力も
見過ごすことなく積み重ねるのが
トヨタ流なのですね。
・エレベーターに乗って3階にいくとします・・私はいつも、乗ってすぐに「閉」ボタンを押します。そしてドアが閉まっている間に行き先階ボタンを押しています(p45)
■トヨタには知恵を出す人だけに
通じる名言が数多くあります。
問題を見える化する。
現場は見たのか?
ゼロを1つ取って考えろ。
どうすればできるか一緒に考えよう。
反対するなら代案を出せ。
トヨタは考えない人を
考える人に変えてくれる
職場だと思います。
・トヨタには「代案もないのに反対するんじゃない」という言葉があります(p146)
■本書の最後は、
「仕事と家族とどっちが大事なの」
という問いで締めくくります。
もちろん、仕事をするのは、
家族と豊かな人生を送るためですから、
大切なのは家族です。
原さん、
良い本をありがとうございました。
この本で私が共感したところ
・「これをやる目的はなんだっけ?」「この作業、なんのためにやっているんだっけ?」と、先輩に問われることがよくあります(p14)
・極論をいえば「創造的でない仕事」はすべて自動で行われるべきです(p54)
・私自身が実際に多能工として働いてみて感じたこととして「仕事への情熱を維持できる」という効能がありました(p65)
・何か問題にぶつかるたびに「どうしたらできるかを考えろ」と何度もいわれていました(p68)
・トヨタの現場では、従業員個人の毎日の仕事が徹底的に「見える化」されていました(p106)
・多くの上司はもれなく「自分でやったほうが速い」と思っています・・信頼される部下というのは、「正確性を重視する人」ではなく、「速く動く人」であるといえます(p127)
▼引用は下記の書籍からです。
かんき出版
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【私の評価】★★★☆☆(79点)
著者紹介
原 マサヒコ・・・プラスドライブ株式会社 代表取締役。1996年神奈川トヨタ自動車株式会社にメカニックとして入社。トヨタ技能オリンピックで最年少優勝。「アイデアツールコンテスト」でも2年連続全国大会出場。デルコンピュータに転職し「5年連続顧客満足度No.1」に貢献。現在はWEBマーケティング会社の代表。
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■目次
第1章 あなたの仕事を劇的に速くするトヨタの5つの言葉
第2章 時短を加速する「カイゼンマインド」とは?
第3章 誰でもマネできるトヨタの現場の時短術
第4章 圧倒的な時短を実現するトヨタの問題解決
第5章 短時間でチーム全体の生産性を上げるトヨタの仕組みとは?
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