「私はなぜ「中国」を捨てたのか」石 平(せき へい)

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私はなぜ「中国」を捨てたのか (WAC BUNKO)

【私の評価】★★★★☆(88点)


■日本で学んだ著者は、
 天安門事件をきっかけに、
 中国共産党に疑問を持ちます。


 そして、中国が展開する
 異常なまでの反日教育とプロパガンダに
 不信感は増大していきます。


・ある政府系研究所の所長先生は、
 日本人の「偏狭心理」こそ
 「軍国主義的の根源」である、
 との「研究成果」を全国に向けて発表したが、
 その論文の中で、「このような偏狭心理に支配されている
 日本民族は、野蛮的・凶暴的・貪欲的となっている」と、
 学者の口から出たとは思えないほどの、
 赤裸々な人種差別論を
 堂々と展開しているのである(p74)


■中国では、共産党一党独裁体制維持のために
 反日教育が行なわれてきました。


 その結果、普通の中国人は
 日本人が凶暴で貪欲な民族であり、
 過去の侵略の恨みを
 心の中に持っている。


 あたかもナチスが
 ユダヤ人を敵視し、虐殺したように、
 中国共産党も日本人という敵を作ることで
 組織の維持・拡大を狙っているわけです。


 こうしたことを国家の方針として、
 人と金と組織を動員して、
 これだけの長期間つづけてきたことに、
 中国共産党の恐ろしさを感じました。


 もう戻れないレベルに
 なっているのかもしれません。


・自らの一党独裁的政治体制を維持していくために、
 共産党政権は総力を動員して、あの手この手で
 日本を「悪魔の侵略者」に仕立ててきたのだ。・・
 「反日」とは結局、中国共産党の党利党略から
 仕掛けられた世紀のペテンである(p95)


■日本に帰化した中国系の人の意見には
 一つの共通点があります。


 一党独裁の「共産党」への怒りです。


 党が、国民ではなく党の存続しか
 考えていないことへの怒りです。


 そのためには
 ウソでもペテンでも何でもやる。


 日本人は、あまりにも良い人だったのかも
 しれません。


 日本人がユダヤ人のように
 ならないことを祈るのみです。


 石さん、
 良い本をありがとうございました。


━━━━━━━━━━━━━━━━━


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・共産党の教義に対するいかなる異議依存も
 断固として封殺され、教科書・新聞・ラジオなど
 すべてのメディアが、毎日のように同じウソを、
 なんの臆面もなく断言的に流す。(p19)


・近所にお婆さんが一人住んでいて、ゴミを拾って
 生活していた。・・・
 彼女はある日、毛主席の顔写真を印刷した
 新聞紙を使って、ゴミ捨て場から拾った大根を包んだ・・・
 処刑場へ引きずり出され、銃殺されたのである(p40)


・「原子爆弾だけではダメだ。恨みを晴らすには、やはり
 一人ずつ殺した方がいい。今度、東京大虐殺をするとき、
 俺の腕前を見せてやるぜ」・・「そうしたらさ、
 今度日本に攻め込んで全員殺した後に、
 日本をそのまま、中国人のための
 養豚場にしようじゃないか」と、
 D君がわざと真面目な顔をして提案する。(p67)


・中国人民解放軍国防大学幹部である朱成虎教授(少将)は、
 外国人記者との公式記者会見で、
 次のような趣旨の発言をした。
 「米国が、台湾海峡での武力紛争に軍事介入し、
 中国を攻撃した場合、中国は核兵器を使用し、
 対米攻撃に踏み切る用意がある」・・(p135)


・わが中国の古人たちは、
 多くの素晴らしいものを創った・・・
 今、それらのほとんどのものは衰えて消えた。
 王朝が交代するたびに戦火で焼かれて、
 人為的に破壊され、最後には毛沢東という
 狂気の権力者の手によって、完全に葬られた(p211)


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石 平
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【私の評価】★★★★☆(88点)



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