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「ひたむきな人のお店を助ける 魔法のノート」眞喜屋実行

2011/07/22公開 更新
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ひたむきな人のお店を助ける 魔法のノート


【私の評価】★★★☆☆(70点)


要約と感想レビュー

 飲食業の販売促進を「物語」から学ぶ一冊です。


 女子大生が、ちょっとしたきっかけで居酒屋ロダンの店長になってしまいました。そのお店には借金があって、四ヶ月で半年分の滞納分を支払わないと倒産だという。ここから女子大生の冒険がはじまるのです。


 何もしなければお店は倒産ですから、女子大生は何でもやってみようとします。新しいメニューを作ったり、お客さまのアトラクションを作ったりして、リピーターを増やそうとするのです。


・何もやらないよりはやった方がいい。窓の外に踏み出さなければならない。(p40)


 飲食業というものは、料理がうまければ人が来てくれる、といった甘いものではありません。知ってもらう活動が必要だし、リピートしてもらう魅力も必要だし、思い出してもらう仕組みも大切なのです。


 そうした仕組みを作っていくためにも、本を読んでもいいし、アドバイスを受けてもいい。そうして一歩一歩改善していけば、結果がついていくのでしょう。


・期間限定メニューを作って予告すること・・・予約限定メニュー・・・お客さまは悔しそうに「じゃあ、来週来るから予約して」と言う(p106)


 この本を読んで飲食店にもいろいろな打ち手があるのだな、と感じました。商売は、何でもたいへんですね。


 眞喜屋さん、良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・クレープを食べる・・ルービックキューブ・・・何か「体験したいもの」を作り出せば、爆発的ヒットにつながる可能性があります(p90)


ひたむきな人のお店を助ける 魔法のノート
眞喜屋実行
ぱる出版
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【私の評価】★★★☆☆(70点)



著者経歴

 眞喜屋実行(まきやさねゆき)・・・横浜国立大学経営学部を卒業後、食品スーパーのオーケー株式会社に入社。店舗勤務を経験した後、本社にて新規プロジェクトに参加する。その後、飲食店中心のコンサルティングを行う株式会社リンク・ワンに転職し、居酒屋・リサイクルショップ・豚料理店・焼肉店の店長職を歴任。新しいアイデアを積極的に取り入れた仕事が評価され、3年連続で優秀社員賞を受賞する。2009年、株式会社はぴっくを起業、代表取締役に就任。現在は、販促サポーターとして活動


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