「人生に悩んだら「日本史」に聞こう 幸せの種は歴史の中にある」白駒妃登美

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人生に悩んだら「日本史」に聞こう 幸せの種は歴史の中にある

【私の評価】★★★★★(96点)


■元キャビンアテンダントの白駒さんが、
 海外に出て気づいたのは、
 日本という国家の素晴らしさです。


 欧米の人は、バカンスのために働いている。


 一方、日本人は自分のためでもありますが、 
 公のためにも働くのです。


 そうした日本の良さを
 さらに確信させてくれるのが、
 先人の残してくれた生き方です。


 日本の歴史の中にこそ、
 日本人の素晴らしさを
 見ることができるということ。


・何か問題があると、
 「ここで福沢諭吉ならどう考えるだろう」と、
 歴史上の人物と対話していたというのです(p5)


■この本には、日本の良さを
 再確認させてくれる事例が満載です。


 黒船を作ったちょうちん屋さん。


 明治維新の志士に資金提供し、破産した商人


 欧州で研究所長の職を断って、
 日本で研究所を作った科学者。


 日本には、
 ときどき型破りで、
 粋な人がいるんですね。


・西郷隆盛・・・
 人を相手にせず、天を相手にせよ
 天を相手にして、己を尽くし人を咎めず、
 我が誠の足らざるを尋ぬべし(p84)


■なぜ、こんなにも白駒さんのお話が、
 心にスーッと入ってくるのか不思議でしたが、
 最後にその理由がわかりました。


 その理由だけで一冊の本が書けそうです。

 
 皆さんにもこの本を、
 前からじっくり読んで、
 最後に感動してほしい。


 そして、申し訳ありませんが、
 共著者として、ひすいこたろうさんは
 不要でした。


 著者名も、白駒妃登美さんを前にしてほしい。


 白駒さん、良い本をありがとうございました。


━━━━━━━━━━━━━━━━━


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


歴史を知るとは、時空を超えて、
 偉人を"友達"にできること
です。(p6)


・黒船が浦賀沖に来航した際、・・・
 船内の様子をスケッチしまくり、メモしまくり、
 取材しまくりだったようです。
 「コイツラ、クロフネ、ホンキデツクルキダ」って
 アメリカ人を驚かせたわけです(p42)


・欧米では「あなたは何のために働いているのですか?」
 と尋ねると、ほぼ100%に近い人が、
 「バカンスを楽しむため」と答えます・・・
 日本では、神さまたちが、自ら働いているのです。(p98)


・私は、航空会社に勤務していた頃、
 仕事や旅行さで海外のさまざまな街を訪れましたが・・・
 「日本人だから」という理由だけで、信用してもらえたり、
 とても親切にしていただきました・・・
 究極のブランドとは、ヴィトンでもなく、エルメスでもなく、
 その生き方であると思います(p206)


・江戸しぐさ・・・
 人とすれ違うときに、お互いが右肩をスッと引く。
 これは、肩と肩がぶつからずにすむ
 "肩引き"と呼ばれる所作です。
 雨の日にすれ違うときには・・・(p73)


人生に悩んだら「日本史」に聞こう 幸せの種は歴史の中にある
ひすいこたろう 白駒妃登美
祥伝社
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【私の評価】★★★★★(96点)



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