「傷つかない技術」エリック・メイゼル
2011/06/30公開 更新本のソムリエ [PR]
Tweet
【私の評価】★★☆☆☆(67点)
■欧米人は物事をはっきり言いますので、
批判しても反論する人が多いのでしょうが、
反論せずに傷つく人もいるようです。
特に会社で上司との関係では、
気を使うのは、日本と同じ。
そうした批判に対し、
傷を小さくしながら、
自分の成長に利用する方法を考える一冊です。
■ポイントとしては、
批判を自分の利益に転換すること。
批判は見方を変えると、
助言になるのです。
「では、どうすればもっとよくなるでしょうか」
と批判者に聞いてみるのは
典型的な対応策と言えるのでしょう。
・「君のオーボエは音がかすれているぞ!」・・・
「力強いオーボエの音を出すには
どうしたらよいのでしょうか?」と教授に聞く(p124)
■自分で自分を傷つける必要はありません。
また、他人に自分を傷つけさせる必要もありません。
すべてのことは、自分を良くする、
向上させることに転換させたいと
感じました。
エリックさん、良い本をありがとうございました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・「これは大きなことではない」
と自分に言う(p82)
・自分の人生にとって真に大切なものが
何であるかがあやふやであればあるほど、
あなたは他人の言うことや他人の行動に
左右されやすくなります(p28)
・自分と自分の対話をモニターし、
自分にとってマイナスの考え方を退ける習慣を
身につけること(p214)
・面と向かって批判されたときに笑って肩をすくめ、
自分の意見を直ちに口に出すことを控えれば、
今まで批判に見えたものも消えていきます(p34)
・自分の心の動きをコントロールする能力や
心の動きを自分の意図に従わせる能力が
必要になってきます(p35)
【私の評価】★★☆☆☆(67点)
読んでいただきありがとうございました!
この記事が参考になった方は、クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓
人気ブログランキングに投票する
メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」 50,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。 >>バックナンバー |
配信には『まぐまぐ』を使用しております。 |
お気に入りに追加|本のソムリエ公式サイト|
コメントする