【私の評価】★★★☆☆(79点)
■「マッキンゼー」時代の大前研一氏の仕事術が
非常に参考になる一冊です。
■大前研一氏は、「企業参謀」という書籍でデビューしましたが、
これは、マッキンゼーのコンサルティングにおける手法を
まとめたノートを出版したものでした。
原子力技術者から経営コンサルタントとなり、
右も左も分からない状況から、夜や土日に、
マッキンゼーの過去の仕事を読んでノートにまとめていたのです。
これは、普通の企業においても、
異動したらその職場にある書類を読みまくることで、
より早くその職場に適応することができる、
という応用がききそうです。
■また、大前さんの上司としてのスタンスは、
自分がその仕事をやる覚悟をもったうえで、
とりあえず部下にやってもらうという考え方です。
つまり、自分がやることを
あえて部下にやってもらうということです。
こうした考え方ならば、部下の能力が低くても、
「部下を叱責する」気持ちにはならないでしょう。
よく「こいつは使えない」などと部下を批判する人がいますが、
そうした人は上司失格であると、バッサリです。
・私には100の成果を出す責任がある。その一方では、
上司として部下の力を伸ばす責任もあるので、とりあえず
部下に仕事を任せる。・・・部下が97をやってくれれば、
私は3しかやらなくてすむ。逆に部下が3しかできない場合、
私はあとの97をやらなければいけなくなるわけだ。(p111)
■大前さんの仕事の考え方と、
世の中の見方が参考となる一冊でした。
一人ひとりの実力が求められるビジネスマンにお薦めの一冊だと
思いますので、★3つとしました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・私は『マッキンゼー』で社員を何千人も見てきたが、
不思議なことに、成功する人間としない人間には唯一、
明らかな違いがある。それは、成功する人はどんな仕事でも
厭わずにやるが、成功しない人は仕事を選ぶということだ。(p92)
・『マッキンゼー』の膨大な経験がマイクロフィッシュ(多数の
コマを並べて撮影した約10センチ四方のマイクロフィルム)で
東京事務所のライブラリーに置いてあった。就業時間が終わってから
夜遅くまでマイクロフィッシュを読んだ。土曜・日曜も・・(p82)
▼引用は、この本からです。
小学館
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部下の使い方が参考になった。
常に自分の頭で論理的に考える知的ホワイトカラーを目指せ
世界的な格差拡大時代のサバイバル指南書
気付きを与えてくれる書
会社人として今後の生き方に変化が・・【私の評価】★★★☆☆(79点)
■著者紹介・・・大前 研一(おおまえ けんいち)
1943年生まれ。日立製作所入社。
マサチューセッツ工科大学にて博士号。
マッキンゼー・アンド・カンパニーで
太平洋地区会長、本社ディレクターなど要職を務める。
経営コンサルタント。
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■関連書評■
a. 「日本の真実」大前 研一
【私の評価】★★★★☆
b. 「考える技術」大前研一
【私の評価】★★★☆☆
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