「項羽と劉邦」司馬 遼太郎

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項羽と劉邦 (上) (新潮文庫)項羽と劉邦〈中〉 (新潮文庫)項羽と劉邦〈下〉 (新潮文庫)

【私の評価】★★★☆☆(72点)


■秦の始皇帝の死後、項羽は楚を復興し、
 やがて秦を滅ぼす。


 その軍勢の中には劉邦がいた。


 戦では百戦百勝の楚の項羽と、
 その人柄によって周囲に賢人を得た漢の劉邦。


 最後は人なのですね。


 司馬さん、
 良い本をありがとうございました。


─────────────────────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・この呉の発音が漢籍や経典とともに東方の朝鮮南部や
 日本に伝わって呉音となり、また絹織物をつくるこの土地の方式も
 伝わって呉服とよわれたりした(上p63)


・親分ー英雄ーは流民に食を保証することによって成立し、
 食を保証できない者は流民に殺されるか、 
 身一つで逃亡せざるをえない。
 食は、掠奪によって得る(上p236)


・この大陸にあっては兵士と盗賊の区別がつきがたく、
 戦って勝てば掠奪し、掠奪を期待することで
 士気もあがるという習性があった・・(上p350)


・劉邦はただ、
 「おのれの能くせざるところは、人にまかせる」
 という一事だけで、回転してきた(中p48)


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【私の評価】★★★☆☆(72点)


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