「今日が人生最後の日だと思って生きなさい」小澤竹俊

| コメント(0) |

今日が人生最後の日だと思って生きなさい

【私の評価】★★★★☆(82点)


■ホスピスで3000人を超える人を
 看取ってきた小澤さんの一冊です。


 ホスピスとは、完治が見込めない
 患者の痛みや苦痛の緩和を目的とする
 医療機関です。


 「どうして私が死ななくてはならないのか」
 「一人で排尿できない、生きていても意味がない」
 「早く死なせてほしい」


 そうした究極の苦しみを持つ人と
 寄り添うのもホスピスなのです。


・「明日がない」というのは、究極の絶望なのです・・・
 「人生の最後を穏やかな気持ちで過ごすには、
 何が必要か」を真剣に考えるようになり、
 自分にとって「本当に大切なこと」に気づくのです(p17)


■ホスピス医は患者の病気を
 治すことはできません。
 絶望を治すこともできません。


 ホスピス医ができるのは、
 ただ患者の話を聞き、
 苦しみを理解してあげる
 ことだけなのです。


 ホスピスの患者は、
 そうした究極の絶望の中で
 本当に自分にとって大切なことに
 気づく人も多いのです。


・話を聴くときには「相手は、
 自分とは違う人間である」と認識し、
 先入観や思い込みを
 捨てる必要があります(p108)


■「今日が人生最後の日だと思って生きなさい」
 というタイトルは、まさに
 大切なことだと思いました。


 突然、心臓が止まってしまうということも
 ありえるのですから、
 私たちは死の準備が必要なのです。


 いつ死んでも後悔しない、
 ということが大事なのでしょう。


 小澤さん
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・やらずに後悔して、
 この世を去ることが一番辛い(p26)


・「今日が人生最後の日だったら」と想像し、
 もし「やっておかなければ、絶対に後悔する」
 ということがあれば、健康なうちに手をつけて
 おいたほうがよいかもしれません(p30)


・人は後悔せずには生きられない・・・
 一人で悩まず、一度で決めず、
 悩んで最善を選ぶこと(p142)


・病院やホスピスのきれいな病室にいるよりも、
 古くてシミだらけの我が家の天井を見ていたほうが、
 心が安らぐというのです(p75)


・苦しみの形はさまざまですが、それらの多くは
 「自分が『こうありたい』と思う自分」と
 実際の自分とのギャップ・・
 から生まれているはずです(p89)


この記事が参考になったと思った方は、
クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓ 
blogranking.png


人気ブログランキングへ


今日が人生最後の日だと思って生きなさい
小澤竹俊
アスコム
売り上げランキング: 56,891

【私の評価】★★★★☆(82点)

[Amazonで購入する]

[楽天ブックスで購入する]



■目次

第一章 明日の自分に宿題を残さず、今日を生きる
第二章 人生最後の日に何をするか
第三章 苦しみから、人は多くのことを学ぶ
第四章 二八〇〇人を看取ってわかったこと



にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ第3位
にほんブログ村



この続きは無料メールマガジン 「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』:1ヶ月30冊を超える情報をe-Mailで」でお読みいただけます。

無料メルマガ購読

>月別(2002年7月~)