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「部下の哲学―成攻するビジネスマン20の要諦」江口 克彦

(2017年5月14日)|本のソムリエ
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部下の哲学―成攻するビジネスマン20の要諦


【私の評価】★★★☆☆(72点)


■松下幸之助の下で秘書をしながら、
 PHP研究所の社長を歴任。


 江口さんの部下の哲学は、
 松下幸之助に鍛えられたものです。


 ただ指示に忠実なだけではなく、
 自ら意見を出しながら、
 自分の仕事としてやっていく。


 それが、松下幸之助が
 評価する部下だったようです。


・自分がおかしいと思えば、たとえ相手が誰であろうとそれをぶつけてきた・・上司の中にはそういう私に厳しい人もいたが、しかし面白いことに感心し評価してくれる人もいた。とりわけ松下幸之助という人はそうであった・・真正面からぶつかることで、なかなか信念を持っている男だと評価してくれる(p68)


■当たり前の内容だけに、
 当たり前が難しいのだと思いました。


 江口さん、
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・逃げてはいけない、とにかくやってみる・・実は、私自身、松下幸之助の指示を断ったことがある。それはPHPの経営をやってみろと言われた時だ(p19)


・「この書類をコピーしてほしい」と部下に書類を手渡す。「ハイ」と返事したはいいものの、書類の机の隅に置いたまま自分の仕事に熱中している・・「いつになったらコピーをとってくれるんだろう」と上司はイライラしてくる・・こんな部下を信頼できるわけがないだろう(p78)


・お金の一線を越えてしまう、あるいはけじめを破ってしまうのは、実はほんの小さなことから始まるものである(p127)


・工夫によって仕事が自分のものになる・・小さいことでもかまわない。自分自身が工夫を加えていくことで、今までのやり方よりももっと優れた成果が生まれてくる(p133)


・まったく同じ成果を上げたA君とB君がいる。A君はマメに報告に来てくれる。そのプロセスが分かる。だが、B君はそのプロセスが全然見えない。このような場合、やはり上司が社内の階段を上がるあと押しをするとすればA君のほうであろう(p150)


・与えられた仕事を100%やればいいと考えてはいけない。百の指示を受けたのなら、120にして返す。これがコツである(p154)


・やはり納得できる人生を生きるためには、「明日のために今日何をするか」「将来のために今何を為すべきか」ということを明確に心の中でつかまえ、そこに一歩一歩近づくことである(p212)


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【私の評価】★★★☆☆(72点)



■目次

熱意とやる気がある
誠実である
明るさがある
思いやりがある
信念と使命感を持つ
すぐに行動する
シャープになる
聞き上手である
叱られ方がうまい
他人を立てる


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